新千歳空港まで車で約20分とアクセス抜群の位置にありながら、山々の豊かな自然に囲まれた北海道安平町。早来町と追分町の合併により誕生した新しい町です。
新鮮な牛乳を使用したチーズや、広い大地で育った野菜・果物など自然の魅力が詰まったさまざまな特産品が充実。
今回は、そんな安平町の魅力溢れる返礼品と観光地を紹介します。
6種類のチーズ食べ比べ!「はやきたチーズ色々詰合せ」
安平町は、日本で初めてチーズ専門工場ができた場所としても有名な地域。
途絶えてしまったチーズ造りを再開し町を盛り上げたいという想いから、1990年に設立した「夢民舎」。日本人の口に合うよう、北海道産の生乳100%を使った新鮮なナチュラルチーズを全国に届けています。
返礼品として提供しているのは、同社の代表商品・カマンベールはやきたの人気チーズを一度に楽しめる「はやきたチーズ色々詰合せ」。
「夢民舎のさけるチーズ」「スモークモッツァレラ」「カマンベールはやきた」「スモークカマンベールはやきた」「クリームチーズ」「カチョカバロ」のバラエティ豊かな6種類のチーズがセットになっています。
日本ではあまりなじみのない「カチョカバロ」は、厚めにスライスしてからフライパンで焼いて食べるのがおすすめ。外はサクッと香ばしく中はとろりとした食感で、ミルクの風味を感じるやさしい味わいです。チーズトーストにすればワインのおつまみにもなり、ちょっとしたおもてなしにもぴったり。
「角谷 カマンベールチーズセット」
カマンベールチーズ造り一筋30年以上のチーズ工房「角谷」。手間暇かけて造り上げるカマンベールチーズは、コクがありクリーミーな舌触りです。クセがなく、まろやかな風味が口の中いっぱいに広がります。
北海道産の生乳100%にこだわった「カマンベールチーズ(写真左)」は、まろやかで濃厚な味わい。はちみつにディップしながら食べるも良し、アヒージョにするも良し、アレンジは無限大です。
ハーブの爽やかな香りとスパイシーなブラックペッパーがアクセントになった「カマンベールチーズ ハーブ&ペッパー(写真右)」は個性的な味わい。お酒との相性もよく合い、一度食べたらやみつきになります。
カラダにやさしい「ハラハチファーム 100%トマトジュース」
アスパラやトマトなどの野菜を有機農法で栽培する農家「ハラハチファーム」。
返礼品の「ハラハチファーム 100%トマトジュース」は、畑で収穫したオーガニック(有機JAS認証)トマトのみを使用し一つひとつ丁寧に作り上げています。
食塩や添加物は一切使用していないため、小さな子どもも安心して飲めるカラダに優しいトマトジュースです。
余計なものを使用していない分、トマト本来の味わいをダイレクトに感じられます。鼻を抜けるような爽やかな香りとトマトのほのかな甘味が口のなかに広がり、さらりとした飲み口。
スポーツやアウトドアを楽しめる「ときわ公園」
安平町の早来地区にある「ときわ公園」は、緑に囲まれた広大な敷地内に野球場やテニスコート、スポーツセンター(せいこドーム)などが併設された運動公園。
安平町スポーツセンター(せいこドーム)内には、アイスホッケーやフィギュアスケートリンクも完備されスポーツを楽しむ町内外の人々で賑わっています。施設名は、安平町早来出身のオリンピック選手・橋本聖子さんにちなんで”せいこドーム”と名付けられました。
ときわ公園内には「ときわキャンプ場」が併設されています。木の上に建てられたようなツリーハウスやバンガロー、手ぶらでキャンプができるプランなどもあり、気軽にアウトドアを楽しめるのも魅力。
キャンプ場には、ロングローラーすべり台や馬跳びといった10種類以上のアスレチック遊具もあり、小さな子どもが自然のなかでのびのび遊べる環境が整っています。
春を迎えると、淡いピンク色の桜が園内を美しく彩ります。美しい桜を愛でながらキャンプをできるのは、この時期ならではです。開設期間は、4月29日から10月31日までとなっています。(変更になることあり)
ミニSL乗車体験ができる柏が丘公園「ポッポらんど」
2021年4月、道の駅あびらD51ステーションのすぐそばに安平町の新たな観光スポットとしてオープンした柏が丘公園「ポッポらんど」。
目玉は、イベント広場で実施しているミニSL乗車体験です。石炭で走るミニSLに無料で乗車できます。運行期間は、4月下旬から10月末までの第2・4日曜日。臨時で運行する場合もあります。
浮遊感を存分に味わえるエアートランポリン「ふわふわドーム」や、現在整備中の「ちびっこゲレンデ」などもあり家族揃って楽しめる施設が充実しています。
寄付金の使い道は?ふるさと納税を始めた経緯
ここからは、安平町役場 総合支所 商工観光課 商工観光労働グループ主幹 稲井 勝さんに寄付金の使い道や、ふるさと納税を始めた経緯を伺っていきます。
ーーふるさと納税を始めたことによって変化したことを教えてください。
多くの方々の寄付により町の貴重な財源となっています。平成30年に起きた北海道胆振東部地震では、寄付金を復興支援に充てることができました。
また、ふるさと納税を通して一人でも多くの方々に安平町を知ってもらうきっかけや町の地域活性化にもつながっています。
ーー寄付金の使い道について教えてください。
ふるさと納税の寄付金は、「役場による町民のための事業資金(行政サービス、公共事業での活用)」と「町民の町民による町民のための応援資金(町民の主体的な活用)」に活用しています。
具体的には、寄付区分として「まちづくりファンド」「まちづくり事業」「産業づくり事業」「ひとづくり事業」「町長おまかせ事業」の5種類から選択できます。選択いただく使い道として特に多いのが、町長おまかせ事業です。
町長おまかせ事業で選択いただいた寄付金は、平成31年4月にオープンした「道の駅あびらD51 ステーション」や北海道胆振東部地震による甚大な被害を受けた早来中学校の建設費用などに充てております。
ーーふるさと納税を検討している方へメッセージをお願いします。
北海道安平町は酪農が盛んな地域で、特産品であるチーズは非常に人気の高い返礼品となっています。カマンベールチーズは俳優の故・高倉健さんからも毎月お取り寄せいただいていました。
豊かな自然のなかで育ったメロンは赤肉で糖度が高くぜひ食べていただきたい特産品のひとつです。
安平町は新千歳空港から車で20分とアクセスが良いので、安平町のおいしいグルメを食べたり自然のなかでリフレッシュしたり、実際に足を運んで町の魅力を知っていただけたら嬉しく思います。