「家計管理がズボラなせいで、お金が貯まらない自分に自己嫌悪…」
実はそのままだと、あなたは今、
年間数万円も損しています。
そこで本記事では、「生活費の支払いに強いクレジットカード」を紹介します。
あなたに最適な1枚を選んで、
賢い家計管理を始めましょう。
クレジットカードで支払える生活費の例
クレジットカードでは、様々な生活費を支払うことができます。
これらを1枚のカードに集約することで、管理が格段に楽になり、ポイントもザクザク貯まります。
【結論】生活費の支払いにおすすめのクレジットカード
結論からお伝えします。
生活費の支払いに最適なクレジットカードは、「あなたの普段の行動(よく行くお店)」と相性の良いカードです。
まずは以下のチャートで、自分に合う「最強の1枚」を確認してください。
まずは、なぜこの4枚が選ばれたのか、「失敗しないカードの選び方」について解説します。
【JCB CARD W】Amazon・スタバ・セブン利用者なら還元率最強
「ネット通販はAmazon派」「休憩はスターバックス」という方に最強のカードです。
39歳以下限定(入会すれば40歳以降も継続可)ですが、このカードは特定のパートナー店でポイントが驚くほど跳ね上がります。
- Amazonでの買い物:ポイント4倍(還元率2.0%)
- スターバックスカードへのチャージ:ポイント11倍(還元率5.5%)
- セブン-イレブン:ポイント3倍
| 基本還元率 | 1.0%(Oki Dokiポイント) |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 公共料金還元 | 1.0%(満額付与) |
| 締め日/支払日 | 15日締め / 翌月10日払い |
| おすすめな人 | Amazon、スタバ、セブン-イレブンをよく利用する人 |
公共料金の支払いでも還元率が下がりません。
生活費(光熱費など)の支払いで1.0%還元を確保しつつ、ご褒美のカフェやAmazonでの買い物を一番お得に楽しめます。
【PayPayカード】ソフトバンク・スマホ決済派ならこれ一択
「コンビニなどの支払いは、財布を出さずにスマホで済ませたい」という方に最適です。
PayPayアプリにチャージしてポイントが貯まる、唯一のクレジットカードです。
生活費の支払いでも1.0%貯まり、貯まったポイントは自動的にPayPay残高として使える設定にできます。
そのため、「ポイント交換の手間」が一切ありません。
| 基本還元率 | 1.0% |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 公共料金還元 | 1.0%(満額付与) |
| 締め日/支払日 | 月末締め / 翌月27日払い |
| おすすめな人 | 現金を使わないキャッシュレス派、ソフトバンクユーザー |
「ポイントの有効期限切れ」を気にするのが面倒な人や、現金を使わない完全キャッシュレス生活を目指す人におすすめです。
【楽天カード】迷ったらコレ!どこでも1.0%還元の王道カード
「特定の店にこだわりはない」「初めて作るから失敗したくない」という方は、迷わずこれです。
日本で一番使われているカードであり、顧客満足度調査でも常に上位です。
どこで使っても1.0%還元され、貯まったポイントはマクドナルドやミスド、ガソリンスタンドなど、使える街のお店が圧倒的に多いのが特徴です。
| 基本還元率 | 1.0% |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 公共料金還元 | 0.2%(500円につき1ポイント)※要注意 |
| 締め日/支払日 | 月末締め / 翌月27日払い |
| おすすめな人 | みんなが使っている定番で安心したい人 |
「ポイントの使い道に困らない」というのが最大のメリットです。
生活費決済で貯めたポイントで、コンビニスイーツを無料で買う…といった小さな幸せを感じやすいカードです。
【三井住友カード(NL)】コンビニ・マックで最大7%還元の実力派
「セブン-イレブンやローソン、マクドナルドなどによく行く」という方におすすめです。
対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で、最大7%ポイント還元(※)を受けられます。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗など一部ポイント加算対象とならない店舗および指定のポイント還元率にならない場合があります。
| 基本還元率 | 0.5%(対象店で最大7%) |
|---|---|
| 年会費 | 永年無料 |
| 公共料金還元 | 0.5%(満額付与) |
| 締め日/支払日 | 月末締め / 翌月26日払い |
| おすすめな人 | コンビニ利用が多い人、ナンバーレスで安全に使いたい人 |
基本還元率は0.5%ですが、生活圏に対象店舗(コンビニ等)が多い人にとっては、実質的な還元率が非常に高くなるカードです。
カード番号が券面に印字されていない「ナンバーレス」なので、盗み見される心配がなくセキュリティ面も安心です。
生活費を支払うクレジットカード1枚にまとめるのが正解
「生活費におすすめ」と言われるカードは多いですが、選び方を間違えると損をします。
生活費決済用のカードを選ぶ際は、以下の3つのポイントを必ずチェックしてください。
1. 管理を楽にするため「メインカード」1枚に集約する
最も重要なのは、生活費の支払いを1枚のカードにまとめることです。
バラバラのカードや現金で支払うと、時間もお金も浪費する原因になります。
1枚に集約することで、管理コストが下がり、ポイントも効率よく貯まります。
2. 基本還元率「1.0%以上」のカードを選ぶ
次に重要なのが「基本還元率」です。
一般的な銀行系カードなどは「還元率0.5%」のものが多いですが、生活費決済において0.5%のカードは不向きです。
なぜなら、たった0.5%の差が、年間で大きな「損」になるからです。
【月10万円(年120万円)使った場合】
- 還元率0.5%:年間 6,000ポイント
- 還元率1.0%:年間 12,000ポイント
➤ 年間 6,000円分もの差がつきます!
生活費メインカードとして選ぶなら、必ず「還元率1.0%以上」のカード(または対象店舗で高還元になるカード)を選んでください。
3. 公共料金・税金でもポイントが満額付くか確認
ここが最大の落とし穴です。
実は、以下のパターンのカードが存在します。
「買い物は1.0%還元だけど、電気・ガス・水道料金の支払いは0.2%還元に下がる」
(例:楽天カードやアメックスの一部カードなど)
生活費をまとめるなら、以下のどちらかを見極める必要があります。
- 公共料金や税金の支払いでもポイント還元率が下がらない(満額付与される)
- 還元率低下のデメリットを上回る特典がある(SPUやお買い物マラソンなど)
生活費をクレジットカード払いにするメリット
現金払いからクレジットカード払いに切り替えるだけで、大きなメリットが得られます。
1. ポイント還元で実質的な節約になる
毎月必ず出ていくお金でポイントが貯まります。例えば月15万円の生活費なら、年間18,000円分(還元率1%)もお得になります。これは現金払いでは絶対に得られないメリットです。
2. 家計管理が自動化される
カードの利用明細を見れば「いつ・どこで・いくら」使ったかが一目瞭然です。家計簿アプリと連携させれば、自動でカテゴリ分けまでしてくれます。
3. クレヒス(信用情報)が積み上がる
毎月の支払いを遅延なく続けることで、信用情報機関に良い記録が残ります。これは将来、住宅ローンなどを組む際の審査で有利に働きます。
生活費をクレジットカード払いにするデメリットと対策
便利なクレジットカード払いですが、注意すべきデメリットもあります。
対策とセットで覚えておきましょう。
限度額オーバー(枠不足)に注意
生活費を1枚にまとめると、利用額が大きくなります。
引越し費用や更新月、大型家電の購入が重なると、「利用限度額」の上限に達してカードが止まってしまうことがあります。
高額な支払いが見込まれる場合は、事前にカード会社のアプリや電話で「一時増枠(限度額の一時引き上げ)」を申請しておきましょう。
「魔法のカード」ではない!使いすぎ防止の設定
カード払いは現金が減る感覚が薄いため、ついつい使いすぎてしまうリスクがあります。
使いすぎを防ぐために、以下の設定を行ってください。
- 利用通知メールをONにする: カードを使うたびにメールやアプリ通知が届くようにし、利用意識を高めます。
- リボ払いは絶対に使わない: 手数料が高額になるため、「自動リボ設定」になっていないか必ず確認してください。一括払いが鉄則です。
【家族・カップル編】夫婦や同棲の生活費はクレジットカードでどう管理する?
生活費の管理で悩むのが、夫婦や同棲カップルのケースです。
それぞれのパターンで最適な管理方法を解説します。
夫婦なら「家族カード」への集約が最強の節約術
法律上の夫婦であれば、夫(または妻)が契約したメインカードの「家族カード」を発行するのがベストです。
- メリット1: ポイントが本会員に合算されるため、貯まるスピードが2倍になります。
- メリット2: 利用明細が1つにまとまるため、家計全体の収支が一発で把握できます。
年会費無料のカードであれば、家族カードも無料のケースがほとんどです。
同棲カップルは注意!共同口座か「Kyash/B/43」活用
同棲中のカップル(未婚)の場合、クレジットカードの家族カードは原則として作成できません。
そこでおすすめなのが、プリペイドカードを使った管理方法です。
「Kyash」や「B/43(ビーヨンサン)」といったサービスを利用します。
- お互いの個人クレジットカードから、共有のプリペイドカードに入金(チャージ)する。
- スーパーや光熱費の支払いは、そのプリペイドカードで行う。
この方法なら、チャージした時点でクレジットカードのポイントも貯まり、二人のお金の管理も明確になります。
【注意点】生活費の支払いで「贈与税」はかかる?
「パートナーの生活費を払うと贈与税がかかるのでは?」と心配する声もあります。
結論として、夫婦や親族間で「通常の日常生活に必要な費用」を負担する分には、贈与税はかかりません(非課税)。
ただし、生活費の範囲を超えた「高額なブランド品のプレゼント」や「投資資金の援助」などは贈与税の対象となる可能性があります。
あくまで「生活に必要な支払い」の範囲でカードを利用しましょう。