静岡県の東部に位置する富士宮市。世界文化遺産「富士山」のある地域として知られています。富士山本宮浅間大社や白糸ノ滝といった貴重な観光地・名所も多く、一度は訪れたい場所のひとつです。
今回は、富士宮市のおすすめの返礼品と観光スポットをご紹介します。
ご当地グルメセット その1(富士宮やきそば8食・虹鱒甘露煮)
富士宮市を語るうえで欠かせない「富士宮やきそば」と、「にじます甘露煮」がセットになった返礼品。富士宮市は、にじます生産量日本一。甘じょっぱく煮詰めた甘露煮は、骨まで柔らかく、丸ごと食べられる逸品です。
富士宮やきそばは、ご当地グルメの先駆けにもなり、その名を一度は聞いたことのある人も多いはず。
コシのある麺と濃厚なソースが特徴の富士宮やきそば。セットにはソースのほかに肉かすとイワシの削り粉、紅しょうがが付属。表面がカリカリとした肉かすともっちりとした麺は相性抜群です。味が濃い目の富士宮やきそばは、ご飯と一緒に食べるのもおすすめ。一度食べたらやみつきになる絶品グルメです。
朝霧高原 人気セット(タンハム・ウィンナー・ベーコン・スモークチキン)
富士山麓の清らかな水と澄んだ空気によってのびのびと育った「朝霧ヨーグル豚」のウィンナーやソーセージ、国産豚のタンハムなど、朝霧高原の人気商品がセットになった返礼品です。
朝霧ヨーグル豚は、小麦や野菜などのほかに牛乳、ヨーグルトを含む特別な飼料によって育った豚のことで、筋繊維が細かくて肉質がやわらかいのが特徴。脂身は甘く、豊かな風味を楽しめる人気食材です。
風味豊かな朝霧ヨーグル豚と国産豚のおいしさを、ぜひご堪能ください。
美味しい牛乳を堪能!「まかいの牧場セット」
まかいの牧場の人気商品がセットになった返礼品「まかいの牧場セット」。富士山の麓で育った牛達から搾った牛乳と、それを加工して作り上げたヨーグルトやプリンなどが楽しめます。
セットに含まれる牛乳は、自家製低温殺菌・ノンホモ牛乳。ぼりたての生乳のようなフレッシュさと、牛乳特有の臭みがないのが特徴。生クリームにも似た濃厚な香りと風味が楽しめます。牛乳が苦手という人にもぜひ飲んでみてほしい逸品です。
このほかに人気の「富士山チーズケーキ」や、メープル香る「きりかぶメープルパン」もセットに含まれています。ふわふわとした生地とメープルの優しい甘味が人気の「きりかぶメープルパン」は、一度食べたらやみつきになること間違いなし。
まかいの牧場
「まかいの牧場」は、返礼品はもちろんレジャースポットとしても高い人気があります。緑豊かな敷地内では、牛やヒツジ、うさぎなど多くの動物を飼育。牛の乳しぼり体験や仔牛のミルクやり体験など、動物たちと間近で触れ合えます。
牧場内の小高い丘の上には、日帰りグランピングやBBQができる施設「森のかくれ家」も併設。目の前にそびえ立つ雄大な富士山の絶景が日々の喧騒を忘れさせてくれます。グランピングとBBQ、いずれも食事プランが用意されているため手ぶらでも安心です。
搾りたての自家製牛乳をふんだんに使ったバターやクッキー作り、野菜の収穫といった食・農業体験も実施しており、子どもから大人まで家族揃って1日中楽しめます。
富士山本宮浅間大社
「富士山本宮浅間大社」は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本宮。第11代垂仁天皇が、富士山の噴火を鎮めるため山の麓に浅間大神を祀ったのがはじまりだと伝えられています。安産の神・木花之佐久夜毘売命を主祭神とすることから安産や縁結びのご利益があり、パワースポットとしても有名です。
境内にある「湧玉池」は、富士山に降り積もった雪や雨が長い歳月をかけ濾過されて湧き出た湧水池。富士山に降り積もった雪や雨が長い歳月をかけ濾過されて湧き出た湧水池。
優雅に泳ぐ鱒や水中で揺れる水草がはっきり見えるほど透明度が高く、平成の名水百選に指定されています。紅葉の名所でもあり、池に架かる朱色の橋と鮮やかな紅葉のコントラストは実に見事です。
白糸の滝
国の名勝及び天然記念物、2013年には世界遺産構成資産のひとつに指定されている「白糸ノ滝」。幾重にも流れ落ちる滝が絹糸のように見えることから、白糸ノ滝と名付けられました。高さ20m、幅120mの岸壁から毎秒1.5トンもの水が流れる様は圧巻の迫力。
富士講の開祖・長谷川角行が1,000日間の修行を行ったことでも知られ、後に富士山を信仰する人々の巡礼、修行の場となりました。
年間平均気温13度とひんやり涼しく、夏は涼をとるのにもぴったりのスポット。秋を迎えると木々が鮮やかに色を染め、幻想的な雰囲気を楽しめます。
納税寄付金の使い道は?ふるさと納税で富士宮市を応援しよう!
ここからは、富士宮市企画戦略課の杉村さんに寄附金の使い道や、ふるさと納税を始めた経緯を伺っていきます。
ーーふるさと納税を始めたきっかけを教えてください。
ふるさと納税の返礼品を開始したのが平成27年度でした。全国的に広まりつつある返礼品の提供を開始することで、市のPRに繋がればと考えたのがきっかけです。
ーー寄附金の使い道について教えてください。
現在選べる使い道は、「富士宮市政全体のため」「新型コロナウイルス感染症対策のため」「日本人のふるさと富士山のために」「富士山の自然と調和した 循環力があるまちづくり(環境)」「富士山の麓から創造力と活力がみなぎるまちづくり(産業)」「みんなの幸せと潤いを創出するまちづくり(健康福祉)」「郷土に学び郷土を愛する心豊かな人を育むまちづくり(教育文化)」「富士山の魅力を発揮した快適なまちづくり(都市整備)」「豊かなコミュニティを持つ安全・安心なまちづくり(市民生活)」「市民と一緒に取り組むまちづくり(市民参加・行財政)」の10通りがございます。
詳しい使い道はこちら
実際に多く選ばれているのは、「富士宮市政全体のため」ですね。具体的には、富士宮市の北部、芝川地区に光ファイバーを通すための費用などに充てさせていただきました。
ーーふるさと納税を検討している方へメッセージをお願いします。
ぜひ富士宮市の返礼品を一度チェックしていただければと思います。返礼品をきっかけに富士宮市に興味を持っていただけたら嬉しいです。
そしてできることなら、一度きりの関係ではなく、継続的に富士宮市と関りを持っていただけたら嬉しいですね。私たちも、そうなるようにざまざまな工夫をしていけたらと思います。
現在は、ふるさと納税でご寄附頂いた方に、市の公式のラインアカウントのご案内しています。少しでも多くの方に、富士宮市の魅力を知っていただくきっかけになれば幸いです。