三重県中部に位置する多気町は、緑溢れる自然豊かなまち。農業が盛んで、柿やみかん、伊勢茶などの名産品も多く、食の魅力が溢れる地域でもあります。
また、世界的なブランド牛「松阪牛」の一大産地であり、返礼品には関連商品が数多く出品。そのほか、高校生が運営するレストラン「高校生レストラン まごの店」があるなど、観光地としても注目度の高い場所です。
今回は、多気町の魅力的な返礼品と観光スポットをご紹介します。
松阪牛ナイアガラステーキ450g(3枚)
多気町といえば、やっぱり松阪牛。返礼品の「松阪牛ナイアガラステーキ450g」は、ナイアガラの滝をイメージさせる豪快な霜ふりが特徴。瀬古食品直営の松阪牛専用牧場「松阪牛の里オーシャンファーム」で丁寧に育てられた松阪牛が450gも入った贅沢なセットです。
大切に育てられた松阪牛は、脂と赤身のバランスがよく、濃厚な味わいが特徴。柔らかく歯切れの良いステーキは、お肉好きでも思わず唸ってしまう逸品です。
松阪牛紅白すき焼き1kg
同じく、松阪牛の里オーシャンファームで育てられた松阪牛を楽しめる「松阪牛紅白すき焼き1kg」。霜降りロースと赤身のモモ肉のコントラストが美しいセットです。
上質なきめ細かいサシと、とろけるような脂がすき焼きとの相性抜群。おうちでワンランク上のすき焼きを楽しむなら、ぜひ挑戦してほしい返礼品です。
霜降り肉と赤身肉の食べ比べができるのも魅力。縁起が良く、お祝い事や贈り物にもおすすめです。
希少トマトでつくった究極の100%トマトジュース2本
栽培が難しい稀少な品種のトマトを100%使った、贅沢なトマトジュースです。トマトの青臭さがなく、さわやかな酸味とフルーツのような甘味が特徴的。トマトジュースが苦手な人でも、ごくごく飲めると評判の逸品です。
無添加手作りいちごバター
農林水産大臣賞を受賞した国産いちごと、グラスフェッドバターで作ったいちごバター。グラスフェッドバターとは、牧草で育った牛の乳から作ったバターのこと。一般的なバターよりもあっさりしているため、こってりせず軽いテイストに仕上がっています。
焼きたてのバケットに塗れば、極上のデザートの完成。いちごのさわやかな甘味と酸味、バターの芳醇な香りと風味を楽しめるおすすめの返礼品です。
シャープ製不織布マスク ふつうサイズ 30枚入
多気町のシャープ三重工場で生産されている高性能マスク。クリーンルームで生産される立体3層構造のマスクは、花粉だけでなくウイルスや微粒子もガードしてくれます。ぴったり花にフィットするノーズフィッターや、柔らかい耳ひもは一度つけたらその違いに気づくはず。安心の高品質マスクをお探しなら、ぜひシャープ製不織布マスクに挑戦してみましょう。
自然のなかで過ごす「VISON(ヴィソン)」
山の地形に沿って建物や駐車場を配置し、自然を活かした施設作りを行っているVISON。東京ドーム24個分という広大な施設内にレストランやカフェ、ホテルなどが点在している複合施設です。
三重県の特産品が揃う産直市場、厳選したお酒が揃う「福和蔵」など、70店舗以上が集結。山の斜面に位置しヴィラやホテルなどシーンに応じた宿泊スタイルを選べる「VISON HOTELS」も併設され、都会の喧噪を忘れてのんびりとした時間を過ごせます。
自然の風景を邪魔しないように、建物は木材や自然に優しい素材を使用。景観を損なわないように看板を少なくしたり、明るい照明をおさえたりと細部にも工夫が施されています。
体験イベントが盛りだくさん「ごかつら池 ふるさと村ふれあい動物パーク」
「ごかつら池 ふるさと村ふれあい動物パーク」は、複合レジャー施設・ごかつら池 ふるさと村に併設されているアットホームな動物園。
“身近に動物にふれあうことができる動物園”をコンセプトに、ダチョウやミニチュアホース、ニホンザルなど49種約250匹の動物たちを飼育・展示しています。ダチョウの卵にペイントしたりウサギにエサをあげたり、子どもが楽しめる体験型のイベントも充実。ゆったりと過ごすにおすすめのスポットです。
地元の高校生が運営を手がけるレストラン「まごの店」
ごかつら池 ふるさと村内にある「まごの店」は、多気町にある相可高校食物調理科調理クラブの生徒たちが運営するレストラン。2011年放送のテレビドラマ『高校生レストラン』のモデルにもなり、話題となりました。
調理師の指導のもと、地元の食材を使ったメニューの考案から調理、接客、経理など全て高校生らが行い、学校が休みの土・日・祝日にオープン。メニューは、地元の野菜や魚を心ゆくまで堪能できる「花御膳」のみとなっています。
高さ6.6mを誇る国指定重要文化財「近長谷寺 十一面観音立像」
近長谷寺に安置されている「十一面観音立像」は、平安時代後期に造られた高さ6.6mの木造立像。奈良の長谷寺、鎌倉の長谷寺と並んで「日本三観音」のひとつに数えられ、国指定重要文化財に指定されています。大和長谷型観音に属するもののなかでも、右手に錫杖を添える姿は非常に珍しいようです。
無病息災や家内安全などを祈願する例年2月開催の「春季厄除大会式」では、十一面観音立像が終日開帳。十一面観音立像を直近で拝観できる貴重な体験です。
寄付金の使い道は?ふるさと納税を始めた経緯
ここからは、多気町役場農林商工課の商工観光係 青木和之さんに寄付金の使い道や、ふるさと納税を始めた経緯を伺っていきます。
ーーふるさと納税をはじめた経緯から教えてください。
本町の魅力あふれる産品とそれを生産する人々、彼らの取り組みを広くPRすることで、人とモノ、経済が回るようになればと思いはじめました。本町はまだ知名度が高くないので、ふるさと納税をきっかけに広く知っていただきたい思っています。
ーーふるさと納税を始めたことによって変化したことはありますか。
直に寄附者様と接したり、お声をお聞かせいただくことで、自分たちでは気づいていない町(産品)の魅力を発見できたり、逆に町に足りていないことを知れたりと大変貴重な機会となっています。励ましの言葉を頂戴することもあり、本当に勇気をいただいています。
ーー寄付金の使い道について教えてください。
「(1)未来を担う子どもたちを応援する事業」「(2)健康・福祉・スポーツのまちづくりを応援する事業」「(3)地域産業を応援する事業」「(4)安心して暮らせるまちづくりを応援する事業」「(5)高校生レストランの活動を応援する事業」「(6)町政全般」など幅広く活用しております。昨年度は地元住民でさえ、あまり食べる機会のない松阪牛を、地元の保育園、小中学校の給食でいただくことができました。
ーーふるさと納税を検討している方へメッセージをお願いします。
ふるさと納税をきっかけに、本町の産品や人、取り組みに興味を持っていただけたら嬉しいです。そしてぜひお越しいただければと思います。これからも多気町の応援お願いいたします。気が多いまちから、気持ちをいっぱい込めて!