ANAのふるさと納税とは？メリット、デメリットを紹介
ANAのふるさと納税は、ANAのグループ企業であり、公式ECサイトの運営や航空機に必要な物品調達などを行う、全日空商事株式会社が運営するふるさと納税サイトです。
ANAのふるさと納税の最大の特徴・メリットは、寄付額に応じてマイルが貯まることです。メリットやデメリットをまとめてご紹介します。
| メリット |
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|---|---|
| デメリット |
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メリット① 寄付金額に応じたマイルが貯まる
ANAのふるさと納税の最大の特徴・メリットは、寄付額の１％分のANAマイルが貯まることです。
例えば10,000円で100マイル、100,000円なら1,000マイルがもらえます。
ポイント還元のないふるさと納税サイトもあるなか、1％分のマイルが確実にもらえるのはうれしいポイントです。
さらに、ANAカードを使って寄付すれば、最大約3倍のマイルが入手でき、もっとお得にふるさと納税を楽しむことができます。
詳しくはこちらの「ANAカードを使って支払えばマイル増量」で紹介しているので参考にしてください。
メリット② ANAオリジナルの返礼品が選べる
ANAのふるさと納税では、返礼品として、200種類以上のANAオリジナル商品からも選ぶことができます（2022年3月6日現在）。
商品の内容は、寄付先の自治体への往復航空券と宿泊がセットになった「ANAトラベラーズダイナミックパッケージ」で使える補助クーポンや、ANAのふるさと納税でしか選べない限定の食材セットなどです。
補助クーポンは、寄付額の約3％分の点数としてもらえ、1点1円としてパッケージプランの購入費用に充てることができます。
ANAオリジナル返礼品の一例を紹介しているので参考にしてください。
ANAトラベラーズダイナミックパッケージクーポン(3,000～150,000点分)
| 寄付金額 | 10,000～500,000円 |
|---|---|
| 自治体 | 長崎県五島市、沖縄県恩納村、 北海道釧路市など多数 |
| 返礼品詳細 | 航空券と宿泊がセットになったクーポン。寄付額の約3％分の点数がもらえる。1ポイント＝1円 |
※「ANAのふるさと納税」調べ（2022年3月6日現在）
石丸農園伊予柑の木1本まるごとオーナー制度（1年間）
| 寄付金額 | 50,000円 |
|---|---|
| 自治体 | 愛媛県松山市 |
| 返礼品詳細 | 1年間、伊予柑の木のオーナーになって収穫体験ができる（収穫に行けない場合は現物を郵送） |
※「ANAのふるさと納税」調べ（2022年3月6日現在）
定期便(1年で6回)枕崎四季の味直行便(A5黒毛和牛・黒豚・海鮮・新米)
| 寄付金額 | 100,000円 |
|---|---|
| 自治体 | 鹿児島県枕崎市 |
| 返礼品詳細 | 鹿児島産A5等級黒毛和牛、マグロ、新米こしひかりなど、年6回に分けて食材が届く。 |
※「ANAのふるさと納税」調べ（2022年3月6日現在）
メリット③ ANA独自視点の特集記事が豊富
ANAのふるさと納税の特集記事には、CA目線で選んだ返礼品、ホテル評論家が選ぶ温泉特集など、ANA独自の視点で紹介されている記事も多くあります。
さまざまな視点から返礼品を見ることで、楽しみながら返礼品を選ぶことができます。
「使い道特集」では、伝統文化の保護・継承、農業の活性化など、支援したい内容から探すことも可能です。
各自治体の紹介記事も充実していて、応援したい自治体から選びたい、という人にとっても選びやすいサイトです。
詳しくはこちらの「ANA の特集記事からこだわり返礼品を選ぶ」で紹介しているので参考にしてください。
デメリット① 決済方法はクレジットカードのみ
ANAのふるさと納税のデメリットは、決済方法がクレジットカードのみしか対応していないことです。
銀行振込やPay系での決済は非対応なので、人によっては使いにくいと感じることもあるかもしれません。
ただ、マイル目的で普段からクレジットカードを使っている人にはあまりデメリットには感じないでしょう。
デメリット② 返礼品の掲載数が大手に比べてやや少ない
ANAのふるさと納税で掲載されている返礼品の数は、17万点以上あります（2022年3月6日現在）。
十分多いですが、40万点以上の返礼品が掲載されているふるさとチョイスや、さとふるに比べるとやや少ないです。
とにかく返礼品の多さで選びたい人は、ふるさとチョイスやさとふるがおすすめです。
ANAのふるさと納税の人気返礼品ランキング
ANAのふるさと納税の、人気の返礼品を、総合ランキングと旅系のランキングに分けて紹介していきます。
人気返礼品【総合ランキング】
まずは総合ランキングから紹介します。
総合ランキングでは、食料品が上位を占める結果となっています。
人気返礼品【旅行・宿泊・体験系ランキング】
旅系の返礼品に定評があるANAのふるさと納税。
往復航空券と宿泊がセットになったパッケージプランや、船で行く宿泊プラン、老舗旅館の宿泊券、ホーストレッキングやカヌーでの川下りなどの体験プランなど、旅系の返礼品が充実しており、人気を集めています。
ここでは、旅行・宿泊・体験系のランキングを紹介します。
※「ANAのふるさと納税」調べ（2022年3月6日現在）
ゴルフの利用券やビーチリゾートの宿泊クーポン券、温泉旅館利用券など、さまざまな種類がランクインしています。
ANA の特集記事からこだわり返礼品を選ぶ
ANAのふるさと納税は、返礼品を紹介する特集記事も充実しており、新しい視点で返礼品を選ぶことができます。
CAが選ぶ返礼品特集などANAならではの視点の記事もあり、読み物としても面白いのが特徴です。
いくつかの特集記事をピックアップして紹介していきます。
ANAのCAが選ぶ返礼品特集
現役CAが独自の視点でおすすめの返礼品を紹介しています。
例えば、長時間のフライトで疲れがたまるCAを癒してくれる返礼品を集めた特集などがあります。心を落ち着かせ、ゆったりできるハーブティーやスイーツセット、アロマディフューザーなどが紹介されています。
「みんと村のハーブティーセット」
無農薬の国産ハーブを使用したハーブティー。（山口県岩国市／寄付額20,000円）
「地元で愛される洋食屋さんのデザートスペシャルセット」
瓶詰めの見た目も可愛い冷凍プリンセット。（鹿児島県大崎町／寄付額18,000円）
「THE REED DIFFUSER 『MORI NO KAZE』」
北海道の自然をイメージして作られたアロマディフューザー。（北海道千歳市／寄付額19,000円）
ホテル評論家が選ぶ温泉の返礼品特集
旅系の返礼品を多く扱うANAならではの特集記事です。
ホテル評論家で旅行作家の瀧澤信秋氏が厳選した、温泉宿の宿泊券がもらえる納税先をピックアップして紹介しています。
温泉選びのコツや宿泊を満喫する方法など、楽しい読み物も必見です。
「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル 宿泊ギフト券（10,000円）」
「星野リゾート」が運営するスタイリッシュな高原リゾートホテルで、宿泊代にも使えるギフト券。（福島県磐梯町／寄付額34,000円）
「露天風呂付き客室『吉祥やまなか』平日限定ペア宿泊券（1泊2食付き）」
1,300年の歴史をもつ山中温泉で、渓流露天などが満喫できる人気宿の宿泊券。（石川県加賀氏／寄付額270,000円）
「ホテルレジーナ河口湖 宿泊利用券（15,000円）」
全室から豊かな森越しに富士山を眺望できる大型ホテルの15,000円分の宿泊券。（山梨県富士河口湖町／寄付額50,000円）
今だからこそ。コロナ支援の返礼品特集
ANAのふるさと納税では、「新型コロナ災害支援」のカテゴリーで返礼品を検索することもできます。
コロナの影響で売り上げが落ちている食材や生花、テーマパークの利用券などが掲載されています。
その他、返礼品のない、寄付のみのふるさと納税コースもあります。コロナで行けないお気に入りの旅行先を寄付で応援する、というのも良いかもしれません。
「【新型コロナ被害支援】佐渡産コシヒカリ『朱鷺と暮らす郷』５㎏」
休校で給食の使用がなくなるなどの影響を受けたお米。（新潟県佐渡市／寄付額10,000円）
「【新型コロナ被害支援】冷凍ブルーベリー 1.2kg［400g×3P］」
飲食店への供給がストップしてしまった手摘みのブルーベリー。（鹿児島県鹿屋市／寄付額11,000円）
ANAのふるさと納税でお得にマイルを貯めて活用する方法
マイルを貯めている人、旅好きな人にはお得が満載のANAのふるさと納税。
ここでは、その注意点やよりお得に利用するために、もっとマイルを貯める方法や、マイルを使い切る方法を紹介します。
マイルを受け取るには事前に「ANAマイレージクラブ（AMC）」の会員になる必要があるので、まだ会員でない人は事前に申し込みをしておきましょう。
ANAカードを使って支払えばマイル増額
ANAのふるさと納税では、ANAが発行するクレジットカード、ANAカードを使って支払えば、通常の1％分のマイルに加えてさらに寄付金額200円につき1マイルが貯まります（ANAカードマイルプラス）。
さらに、ANAカードはさまざまな種類があり、カードの種類によってクレジットカード会社によるポイントも加算されます。
1番マイルの還元率が高いのは「ANA VISA プラチナプレミアムカード」で決済すること。
この場合、日々の買い物で200円につき3マイルもらえるため、ふるさと納税でも10,000円の寄付で150マイルが追加でもらえます。しかし、このカードは年会費が8万円と高額のため、自分に合ったANAカードで支払うことが大切です。
なお、ANAカードを使ったマイルの増量は、適用対象外の返礼品もありますので注意しましょう。
2022年3月8日現在では、沖縄県大宜味村/佐賀県の返礼品が対象外です。（佐賀県の市町村が対象。県が出している返礼品は対象外）
| 基本還元1％分 （ANAマイレージクラブのマイル） | 100マイル |
| ANAカード決済した場合の追加分 （ANAカードマイルプラス） | +50マイル |
| クレジットカード会社のポイント （ANA VISA プラチナプレミアムカードの場合） | +150マイル |
| 合計最大300マイルをゲット！ | |
|---|---|
余ったマイルは買い物で無駄なく使う
旅好きとはいえ、コロナやさまざまな事情から旅ができなくなってしまうこともあり、「マイルが余ってしまうのでは？」と心配な方もいるかもしれません。
マイルが余った場合でも、ANAのショッピングサイト「ANAショッピングA-Style」では、マイルを使って1マイル1円として買い物が可能です。
旅をテーマにした世界中の逸品を揃えているANAのショッピングモールだからこそ、買い物で旅気分を味わうことができます。さらにANAカードを使って支払えば、対象商品を5％OFFで購入でき、お得です。
お得な航空券に交換する
「マイルを使うなら、買い物でなく旅がいい」という方にも朗報です。
ANAのWEB限定サービス、「今週のトクたびマイル」を利用すれば、通常よりも少ないマイルで航空券に交換できます。片道3,000マイルから利用可能のため、交換しやすいのがポイントです。
毎週変わる対象路線から選ぶことができ、空席があれば前日まで予約可能のため、急に思い立ってふらっと旅に出たい、というときにもぴったりです。
Q&A
ANAのふるさと納税や、ふるさと納税全般にまつわる代表的な質問をピックアップして解説します。
会員にならないとマイルは貯まらないの？
マイルを受け取るには、事前に「ANAマイレージクラブ（AMC）」の会員になる必要があります。
事後登録は受け付けていないので、必ず事前に「ANAマイレージクラブ（AMC）」で会員登録をしてから「ANAのふるさと納税」で寄付を行うようにしましょう。
<マイルを取り逃さないためのチェックリスト>
| ANAマイレージクラブ（AMC）の会員登録 | |
| ANAのふるさと納税の会員登録 | |
| ANAカードの入手 ※発行まで１ヶ月程度かかる可能性があるので注意 |
ANAのふるさと納税のマイページでできることは？
ANAのふるさと納税のマイページでは、寄付の履歴の確認、返礼品のお気に入り登録、問い合わせフォームの利用、より詳細な控除額のシミュレーションなどができます。
ふるセレのサイト内でも、限度額に関した記事があるので参考にしてみましょう。
寄付した分のマイルはいつもらえるの？
基本の1％分は、寄付した月の翌々月末頃にマイル口座に加算されます。
ANAカードを使って寄付した追加分は、約1〜2ヶ月後に加算されます。
マイルの有効期限は？
ANAふるさと納税でもらえるマイルの有効期限は、他のマイルと同様、積算月から36ヶ月です。
まとめ
ANAのふるさと納税は、ANAのマイルを貯めたい人には一番おすすめの納税サイトです。
オリジナル返礼品の数も多く、特に旅関連の返礼品は充実しており、航空券と宿泊がセットになったパッケージプランもあって旅好きには打ってつけです。さらに、ANAカードを使えば最大3％分のマイルが貯まります。
マイルの使い方次第では1マイルの価値は大きく、お得なサイトです。
