ふるなびのメリット、デメリット、特徴、人気返礼品などを徹底解説!

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ふるなびは、他のサイトと比べて、どんな特徴があるの?
ふるなびを利用するメリットは何?

数あるなかでも抜群の知名度を誇るのが、CMでおなじみの「ふるなび」。
誰でも名前は見聞きしたことはあるでしょうけど、実際はどういう特徴があるのか、分からないですよね。

ふるさと納税といえば食料品の返礼品が主流ですが、ふるなびは家電の返礼品を多く扱っているのが、大きな特徴です。

また、寄付金額に応じたAmazonギフト券がもらえ、独自のサービスも魅力です。
そこで、今回はふるなびの特徴や人気返礼品、お得な利用法などを紹介します。

記事の目次

ふるなびのメリット、デメリット

ふるなびは、株式会社アイモバイルが運営するふるさと納税ポータルサイトです。
2014年7月にサービスがスタートした業界的には老舗サイトのひとつで、近年は3年連続で「利用者満足度」「利用者メリット」「注目のふるさと納税サイト」の3つの部門でNo.1に選ばれています。

※2021年9月ふるなび調べ

ふるなびの特徴を知るには、まずはメリット、デメリットを把握しておきましょう。以下のようなメリットとデメリットが挙げられます。

メリット ・ふるなびコインをAmazonギフト券に交換可能
・電化製品の返礼品が充実している
・ふるなび独自のサービスが受けられる
デメリット 掲載の自治体、返礼品の数が少ない

それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。

メリット(1)ふるなびコインをAmazonギフト券に交換可能

ふるなびを利用する魅力のひとつは、寄付をすると返礼品以外に、Amazonギフト券(コード)に交換できるポイントがもらえることです。

まず寄付をすると、寄付金額に対し1%分の「ふるなびコイン」がもらえます。例えば、30,000円の返礼品に寄付した場合は、300コイン(300円相当)がもらえます。

貯まったふるなびコインはAmazonギフト券に交換可能。ふるなびコインは、PayPay残高、dポイントなどにも交換でき、交換先は今後も追加予定です。

定期的に付与率増量キャンペーンを開催しているので、上手に活用するとさらにお得にふるなびコインが手に入ります。

Amazonギフト券コードなどをもらうには、会員登録などの諸条件があるので事前に確認しましょう。

メリット(2)家電の返礼品が充実している

ふるなびの返礼品の大きな特徴といえば、電化製品の充実ぶりです。一部大手のふるさと納税サイトでは電化製品を扱っていないので、ふるなびの家電の多さは注目すべき点です。

ふるなびでは、モノづくりニッポンを応援することを目的に、電化製品やパソコンの返礼品を地域ごとに紹介する特集ページも開設。返礼品には家電を、と考えている方は定期的にチェックしましょう。

おもな返礼品はパソコンや炊飯器、掃除機など、比較的高額なものが多い傾向があり、その場合は年収約700万円以上の人が対象となります。

メリット(3)ふるなび独自のサービスが受けられる

ふるなびには4つの独自サービスがあり、これも魅力のひとつです。
サービス内容を下の表にまとめました。

<ふるなび独自のサービス>

ふるなび独自のサービス サービス詳細
ふるなびカタログ 先に自治体への寄付を済ませ、好きなときにカタログから返礼品を選べる
ふるなびプレミアム 寄付金額50万円以上(目安年収2,000万円以上)の人が対象の寄付代行サービス
ふるなびトラベル 寄付金に応じてトラベルポイントを発行。ポイントで寄付した自治体の提携先のホテルに泊まれる
たまるモール たまるモールのサイトを経由して買い物をすると、ふるなびコインが貯まる

独自のポイントや寄付の代行など、さまざまなサービスが設けられています。

各サービスについては、後ほど説明します。

デメリット 掲載の自治体、返礼品の数が少ない

とても使い勝手の良いふるなびですが、あえてデメリットを探してみると、掲載の自治体、返礼品の数が少ないことが挙げられます。

ふるなびに掲載されている自治体は813。他の大手サイトの多くが1,000以上であることを考えると少ないです。

ただ、人気の自治体など主要どころは網羅しており、また、独自の返礼品やサービスが充実しているので、大きなデメリットを感じるという声はそれほど聞きません。

ふるなびがおすすめの人

ふるなびのメリットを踏まえて、ふるなびを利用するのにおすすめな人は、以下の方です。

  • 返礼品以外でも得したい人
  • 返礼品に電化製品を選びたい人
  • 体験型のふるさと納税に興味がある人

また、これら以外に以下の条件に当てはまる人は、他の納税サイトがおすすめの場合もあるので、自分はどこのサイトが適切なのか確認してみましょう。

<条件別 おすすめ納税サイト>

おすすめな人 おすすめのサイト サイトの特徴
楽天ポイントを貯めている人 楽天ふるさと納税 楽天ポイントが貯まる
寄付をクラウドファンディングや災害支援に役立てたい人 さとふる クラウドファンディングや災害支援の寄付先が充実している
返礼品の数や寄付できる自治体の数にこだわりたい ふるさとチョイス 掲載返礼品数(※1)、寄付できる自治体数(※2)が納税サイトでNo.1

※1 2021年10月JMRO調べ
※2 2021年7月時点ふるさとチョイス調べ

次の項目では、実際にどのような返礼品がおすすめなのか、ふるなびの人気返礼品を紹介していきます。

ふるなびの人気返礼品ランキング

まずは、ふるなび全体の人気返礼品をランキングで確認してみましょう。

<「ふるなび」総合人気返礼品ランキング(月間)>

※「ふるなび」調べ(集計期間:2022年1月14日〜2月13日)。画像出典:ふるなび

ベスト5の常連は食料品で、特にフルーツが毎月上位を占めるほどの人気です。

電化製品人気返礼品ランキング

次は、ふるなびの特徴、魅力のひとつである電化製品のカテゴリー別ランキングを紹介します。

<「ふるなび」電化製品 人気返礼品ランキング(月間)>

※「ふるなび」調べ(集計期間:2022年1月14日〜2月13日)。画像出典:ふるなび

兵庫県加西市の高級トースター「アラジン」の製品が上位を占め、その人気の高さがうかがえます。
寄付金額を見ると、電化製品は食料品と比べて高額な傾向にあります。

旅行・チケットの返礼品ランキング

ふるなびには、独自のサービス「ふるなびトラベル」があるので、旅行関連の返礼品にも定評があります。

旅行好きの方におすすめの、旅行・チケットカテゴリーのランキングを紹介します。

<「ふるなび」旅行・チケットの人気返礼品ランキング(月間)>

※「ふるなび」調べ(集計期間:2022年1月14日〜2月13日)。画像出典:ふるなび

ふるなび独自のサービスである、ふるなびカタログの返礼品がベスト5のほとんどを占めています。

ふるなびカタログは、寄付金額に応じたポイントが発行され、ポイントに応じた特産品と好きなタイミングで交換できるお得なサービスです。

獲得したポイントは無期限なので、時間がなくとりあえず寄付をしたい人や、積み立てて高額返礼品を狙いたい人におすすめです。

高還元率の返礼品ランキング

返礼品を選ぶにあたって、中には還元率の高さを基準に選ぶ人もいるでしょう。

還元率とは、ふるさと納税の寄付金額に対して、返礼品の市場価格の割合がどのくらいになるのかを計算したものです。還元率が高い(寄付金額と市場価格が近い)ほどお得と考えられています。

高還元率の返礼品はお得感を得たいという人におすすめです。
ふるなびで、還元率の大きい返礼品のランキングは以下のとおりです。

※「ふるなび」調べ(集計期間:2022年1月14日〜2月13日)。画像出典:ふるなび

ふるなびの特集記事から選ぶ

ランキング以外で返礼品を探したい人には、ふるなびの特集記事がおすすめです。サイト内では、期間限定を含めて常にたくさんの特集記事を掲載しています。

特集記事は、返礼品が選びやすくまとめられているので、返礼品の数が多すぎて選べないという人にとって便利です。

では、人気の特集記事をいくつか見ていきましょう。

ふるなび限定 ふるなび美食体験

ふるなび特集4
出典:ふるなび

地域食材を用いたコースが食べられる「ふるなび美食体験」。
地方の美味しい食材を身近に楽しめるうえ、地域事業者と都市部の恒久的関係性を創出する取り組みでもあります。
「ふるなび美食体験」は寄付を行うことで、地域事業者と店舗を支援することができる魅力的な支援です。
返礼品として、この特集の中から気になるコースを選んでみませんか?

旬な返礼品を楽しもう!ふるさと納税年間計画2022

ふるなび特集1
出典:ふるなび

ふるさと納税は通年できますが、食材の旬は限られます。記事内では月別返礼品カレンダーを設けており、旬を逃さず美味しい返礼品をもらうためにわかりやすく紹介しています。

1万円から!金額別で選ぶ「家電」の返礼品特集

ふるなび特集2
出典:ふるなび

人気のカテゴリー、電化製品の返礼品を1万円~50万円の金額別で紹介しています。

いきなり「高額の返礼品はちょっと…」という人は、まずはお試しとして、初心者が寄付しやすい1万円の返礼品から探してみると選びやすいはず。ぜひ参考にしてください。

迷ったらコレ!ふるなび担当者がおすすめする返礼品特集

ふるなび特集3
出典:ふるなび

日々、誰よりも多くの返礼品を見ているふるなび担当者が勧める返礼品を、コメント付きで紹介しています。返礼品の“目利き”が自信をもって選んだ返礼品が、ズラリとラインナップされています。

ふるなび独自の4つのサービス

ふるなびでは独自のサービスがあり、ふるなびサイトを利用する大きな魅力のひとつとなっています。

おもな独自サービスは、4つです。

おもな独自サービス

  • ふるなびカタログ
  • ふるなびプレミアム
  • ふるなびトラベル
  • たまるモール

それでは1つずつ紹介していきましょう。

ふるなびカタログ

ふるなびカタログ
出典:ふるなびカタログ

ふるなびカタログは寄付を先に済ませて、後日、ゆっくりと返礼品を選べるサービスです。年末で返礼品を選ぶ時間がない方や、ふるさと納税初心者の方におすすめです。

ふるなびカタログで付与されるポイントは、有効期限はないので翌年に持ち越すこともできます。※

ただ、ふるなびカタログに対応している自治体は一部のみ。どこの自治体がふるなびカタログのサービスの対応をしているのか、事前に確認しておくとよいでしょう。

※一部有効期限のある自治体があります。

ふるなびプレミアム

ふるなびプレミアム
出典:ふるなびプレミアム

ふるなびプレミアムは、寄付金額50万円以上(目安年収2,000万円以上)の人を対象にした、ふるさと納税の寄付代行サービスです。

寄付する人の好みにあった返礼品を、専任のコンシェルジュがピックアップして提案してくれます。

1人1人に合わせた最適なプランの提案から寄付の完了まで、ふるさと納税を無料で一括代行してもらえるので便利です。高所得者で、忙しくてふるさと納税の手続きに時間を割けない方におすすめです。

ふるなびトラベル

ふるなびトラベル
出典:ふるなびトラベル

ふるなびトラベルは、日本旅行と提携した旅行体験型の返礼品です。

寄付金額に応じてトラベルポイントが発行され、ポイント利用で寄付した自治体のホテルや旅館に泊まることができます。

食料品や衣料品ではなく、旅行体験型の返礼品を求める人におすすめです。ふるさと納税で良い思い出をつくりませんか。

たまるモール

たまるモール
出典:たまるモール

たまるモールは、ふるなびが運営するサイトです。

たまるモールを経由して、買い物や旅行・食事の予約をするだけで、ふるなびコインが貯まります。
貯まったふるなびコインはAmazonギフト券などに交換できます。

ただし、たまるモールからはふるさと納税ができないので気をつけましょう。

ふるなびのお得な利用方法

ふるなびの特徴や人気返礼品などを紹介してきましたが、お得に利用する方法もあります。いくつかを紹介していきます。

ふるなびコインを活用する

ふるなびでは、寄付金額に応じてふるなびコインが付与されます。

寄付金額30,000円に対して300コイン、寄附金額の1%(ふるなびクラウドファンディングは2%)が付与されます。

貯まったふるなびコインは、Amazonギフト券やPayPay残高、dポイントに交換できます。ライフスタイルに応じてお好みの交換先を選びましょう。2022年春からは、楽天ポイントも追加となりました。

ふるなびコインの交換先

  • Amazonギフト券(コード)
  • PayPay残高
  • dポイント
  • 楽天ポイント

キャンペーンに参加する

ふるなびでは、定期的にお得なキャンペーンを開催しています。

中でも、ふるなびコインの還元率が上がる「Amazonギフト券増量」キャンペーンは、頻繁に行われているので、サイトをこまめにチェックしましょう。

2021年3月現在では、返礼品のレビュー投稿5件で200コインがもらえるキャンペーンを実施中です。

ふるなびQ&A

ふるなびにまつわる、知っておきたいことをピックアップしました。
知りたいことやわからないことの解決に役立ててください。

会員登録は必要?

ふるなびは会員登録をしなくても寄付ができます。
ただし、会員でないとふるなびコインが付与されないので、会員登録するのがおすすめです。

控除額が知りたい

ふるさと納税では、控除を受けられる金額に上限があります。

控除上限額は納めている税金の金額によって異なり、寄付をする方の家族構成や年収(所得)や、すでに受けている税金控除の金額によって決まります。

ふるなびでは、サイト上で控除上限額の計算シミュレーションができるので、ご自身の上限金額を確認してみましょう。

ワンストップ特例申請制度って何?

ワンストップ特例制度は、ふるさと納税をしても確定申告をする必要がない便利な制度のことです。
申請するには、以下の条件が必要です。

  • ふるさと納税以外の確定申告が不要な給与所得者(会社員など)
  • 1年間(1~12月)でのふるさと納税の寄付先が5自治体以内

自治体に寄付を申し込むと、後日、申請書が届きます。必要事項を記載して、寄付先の自治体宛てに郵送。申請は、翌年1月10日が期限です(必着)。

ふるなびでは、ワンストップ申請の手順をていねいに案内しています。自治体から届く申請書もダウンロードができ、初心者にはうれしいサービスです。

ふるなびで確定申告をすると楽になるって本当?

確定申告では、寄付先から届く「寄附金受領証明書」の提出が必要です。寄付先が複数の場合は、「寄附金受領証明書」も複数になります。

ふるなびでは、複数の寄附金受領証明書を1枚にまとめてくれる便利なサービスがあるので、ぜひ活用してください。

ふるなびコインに有効期限はある?

ふるなびコインの有効期間は、付与された日から6ヶ月です。

有効期限を過ぎた場合は、ふるなびコインの交換権利が失効されますので注意しましょう。
会員登録時にマイページが設けられ、マイページ内にポイントが付与されるので定期的に確認しておきましょう。

まとめ

ふるなびの大きな特徴は、寄付によってAmazonギフト券に還元できるふるなびコインがもらえることです。キャンペーンを活用すれば、上手に獲得コインを増量することもできるので、定期的にキャンペーン情報をチェックしましょう。

また、他の納税サイトではあまり扱うことがない電化製品を多く掲載しており、旅行系など体験型の返礼品が充実しているのも注目点で、物以外の返礼品を検討している方は、参考にしてみてはいかがでしょうか。

独自のサービスを多数用意しているのもユーザーにとってうれしい要素です。ふるさと納税手続きを代行する「ふるなびプレミアム」、ふるなびコインが貯まるお得なサービス「たまるモール」など、独自路線を打ち出しています。

ご自身のライフスタイルや環境に応じ、ふるなびの魅力を体感しながら上手にふるさと納税ライフを楽しんでください。

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