“ふるぽ”のメリットとは?旅行会社・JTBが運営するふるさと納税ポータルサイトについて

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この記事では、JTBが運営するポイント制のふるさと納税ポータルサイト“ふるぽ”の基本情報や、メリット・デメリットについて徹底解説!併せて、現在“ふるぽ”で開催されているお得なキャンペーンや、返礼品として取り扱っている旅行クーポンもご紹介します。

『“ふるぽ”を利用するメリットとデメリットをそれぞれ知りたい!』という方はもちろん、『ふるさと納税したいけど、どこのサイトを利用するべきかわからない…』という方もぜひ参考にしてみてくださいね♪

記事の目次

ふるぽってどんなサイト?メリット・デメリットを解説

まずは「ふるぽ」の基本情報と、メリット・デメリットをご紹介します。

ふるぽの基本情報

運営会社 株式会社JTB
返礼品数 106,174品(2022年12月9日時点)
自治体数 298自治体

「ふるぽ」では幅広い種類の返礼品をラインナップしており、各地域の特産品(食材・飲料類・工芸品…etc)の他、寄付した地域に訪れることのできる“JTBふるさと納税旅行クーポン”を取り扱っているのが大きな特徴です。

特産品だけでなく旅行クーポンも取り扱っているため、“旅行好きが利用したいふるさと納税サイトNo.1※、“ふるさと納税で旅行を選ぶなら利用したいふるさと納税サイトNo.1※”にも選ばれています。

※日本マーケティングリサーチ機構調べ(2021年12月期_ブランドのイメージ調査)

また、、日本最大級のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」と業務提携を結んでいるのも特徴的です。詳しくは後述しますが、「ふるぽ」で寄付したあと返礼品を選び、提携サイトである「ふるさとチョイス」にて決済を行うという流れになっています。

ふるぽのメリット

ふるさと納税ポータルサイトはたくさん存在しますが、取り扱っている返礼品の数や種類、申請システムなどはそれぞれ異なるもの。利用することで得られるメリットも様々です。

「ふるぼ」を利用するメリットは、主に以下の2つです。

  • 旅行代金の一部として使えるJTBの旅行クーポンを取り扱っている
  • ポイント制のため、好きなタイミングで返礼品を申し込める

ここからは、「ふるぽ」を利用するメリットをひとつずつ細かく説明していきます。

寄付先の旅行代金に使える!JTBの旅行クーポン

「ふるぽ」は、ふるさと納税を通じて新しい旅の形を作っていこうとしているポータルサイトです。株式会社JTBが運営していることもあり、返礼品としてJTBの旅行クーポンを取り扱っているのが大きな特徴です。

JTBふるさと納税 旅行クーポン

「ふるぽ」で取り扱っているJTBの旅行クーポンは、旅行代金の一部として利用することができます。

旅行クーポンの引換対象となるのは、寄付した先の自治体です。例えば、北海道札幌市に寄付した場合、北海道札幌市で使える旅行クーポンと引き換えられます。

寄付したその場所へ実際に訪れ、地域の魅力を直接感じ取れるのが魅力です。

選べる旅行先は750カ所以上。日本全国の幅広い地域で旅行クーポンを使えるため、きっと行きたい旅行先が見つかることでしょう。

なお、発行したクーポンと今年発行したクーポンをまとめて利用してもOKです。有効期限が2年間のため柔軟に使えます。

ポイント制だから、期限内であればいつでも引き換えが可能!

一般的にふるさと納税ポータルサイトでは、寄付するタイミングで返礼品を注文することが多いですが、「ふるぽ」ではポイント制システムを採用。自治体へ寄付するとポイントが付与され、貯まったポイントで対象の自治体が展開している返礼品を引き換えるという流れになっています。

<ふるぽの寄付・返礼品受け取りの流れ>

  • 自治体を選び、寄付を申し込む
  • 寄付が完了したあと、寄付額に応じたポイントが付与される
  • ポイントの有効期限内であれば、いつでも好きなタイミングで寄付先の返礼品を注文できる

※例えば、寄付だけ先に済ませて数カ月後など好きなタイミングで返礼品を選ぶことも可能 です。

原則、ふるさと納税は申し込み期限が設けられており、寄付を行った年に返礼品を申し込む必要があります。

しかし、ポイント制のサイトであれば、年内に返礼品を申し込まなくてもOK!その年を過ぎた後で返礼品を選ぶことが可能です。 その年を過ぎた後で返礼品を選ぶことが可能です。

なお、「ふるぽ」のポイントの有効期限は1~2年。溜めたポイントは寄附の翌年以降に繰り越しできるため、当年中に使い終える必要はありません。

自分の控除限度額より高いものでも、翌年に付与されたポイントと合算して、高額な返礼品を手に入れることもできますよ!

『スグに返礼品が欲しい!』という方は寄付と同時に申し込めますし、じっくり時間をかけて返礼品を選ぶこともできるのがポイント制の大きな特徴です。

※自治体によってはポイント制を採用していない地域もありますので、事前に利用できるかどうか必ず確認しましょう。

ふるぽのデメリット

続いて、「ふるぽ」のデメリットをご紹介いたします。

寄付後に後悔しないように、自分の用途とポータルサイトの特徴が合うかどうか確認しておきましょう。

「ふるぼ」のデメリットは、主に以下の2つが挙げられます。

  • 選べる返礼品が少ない
  • ふるさとチョイスのサイトに移動して寄付する必要がある

返礼品数が少ない

「ふるぽ」は、他社が運営している大手ふるさと納税ポータルサイトと比べて選べる返礼品が少ないというデメリットがあります。

冒頭でも解説したように、ひとくちにふるさと納税ポータルサイトといっても扱っている返礼品の数や種類はそれぞれ異なるもの。“ふるさと納税ポータルサイト=全国の自治体に寄付できる”というわけではありません。

各ふるさと納税ポータルサイトの取り扱っている返礼品数は以下の通りです。

ふるさと納税ポータルサイト 返礼品数
ふるぽ 106,174品
さとふる 611,056品
楽天ふるさと納税 442,772品
ふるさとチョイス 394,783品

※2022年12月9日時点

上記の表を見て分かるように、「ふるぽ」で選べる返礼品の数は、大手ふるさと納税ポータルサイトの半数以下。「ふるぽ」には旅行系の返礼品が充実しているものの、返礼品が少なく選択肢が限られているというデメリットがあります。

そのため、『なるべく多くの選択肢を比較した上で寄付先を決めたい!』という方や、『寄付したい自治体が決まっている』という方は利用する前に必ず確認しておきましょう。

ふるさとチョイスで寄付する必要がある

「ふるぽ」は他社のふるさと納税ポータルサイトとは異なり、1つのサイトで寄付・返礼品の申請が完了しないというデメリットがあります。

先述したように、「ふるぽ」は日本最大級のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」と業務提携を結んでおり、決済やポイント管理などは「ふるさとチョイス」にて行います。

  • [ふるぽ」にて寄付先・返礼品を選ぶ
  • 「ふるさとチョイス」へ遷移し、決済を行う
    ※「ふるさとチョイス」での会員登録が必要

なお、「ふるぽ」に掲載されている寄付先・返礼品を選ぶ際には「ふるさとチョイス」にて会員登録が必要ですが、「ふるぽ」への会員登録は必須ではありません。

「ふるぽ」限定のキャンペーンなどを利用する場合は会員登録が必要ですが、もし利用しないのであれば最初から「ふるさとチョイス」でのみ会員登録を行うのがおすすめです。

二度手間にならず、スムーズに寄付を済ませられます。

このように「ふるぽ」を使う際には、「ふるさとチョイス」との連携が必要不可欠。中には『「ふるぽ」を利用していたのに、別のサイトにページが移動してしまった…!』と戸惑ってしまう方もいるため、注意が必要です。

2022年12月31日まで!ふるぽで開催中のお得なキャンペーン

「ふるぽ」では、対象期間中に寄付を行うとJTBトラベルポイントが当たるお得なキャンペーンなどを随時開催しています。

JTBトラベルポイントとは、JTBホームページや、るるぶトラベルで旅行商品の支払いに利用できるポイントのこと。1ポイント=1円として利用することが可能です。

現在(2022年12月)に開催しているキャンペーンは次の通り。どちらも2022年分のふるさと納税の申込期限である2022年12月31日まで開催しています。

  • JTBトラベルポイントプレゼントキャンペーン
  • 【2022年度】JTB旅カード×ふるぽ キャンペーン

各キャンペーンの期間や内容、参加条件を詳しくご紹介いたしますので、ぜひチェックしてみてくださいね!

JTBトラベルポイントプレゼントキャンペーン

JTBふるさと納税旅行クーポン

キャンペーン期間中に「ふるぽ」にてふるさと納税で3万円以上寄付し、下記JTBのふるさと納税旅行クーポン類のいずれかをお礼の品として選んだ方の中から、抽選で500名にJTBトラベルポイント1万円分が当たります。

<対象となるふるさと納税の返礼品>

  • JTBふるさと納税旅行クーポン
  • JTBふるさと旅行券
  • JTBふるぽWEB旅行クーポン

ポイントが付与されるのは、2023年2月末頃を予定。なお、ふるさと納税で選んだJTBの各クーポン類と、JTBトラベルポイントは併用することも可能です。
ふるさと納税の返礼品として手に入れたクーポンとポイントを併用すれば、お得に旅行が楽しめますよ♪
対象納税金額は3万円以上と比較的応募しやすい価格帯なので、旅行好きな方はぜひチェックしてみてくださいね!

【期間】

  • 寄付対象期間:2022年12月1日(木)~2022年12月31日(土)
  • キャンペーン応募期間:2022年12月1日(木)~2023年1月7日(土)

【参加条件】

  • 上記期間中に「ふるぽ」にてふるさと納税で3万円以上寄付した方
  • 上記の対象となるふるさと納税の返礼品を選ばれたのちキャンペーンにエントリーをされた方
  • JTBトラベルメンバー(エントリー前にJTBトラベルメンバーの登録が必要)

【2022年度】JTB旅カード×ふるぽ キャンペーン

4万円以上寄付すると、JTBトラベルポイント5000ポイントプレゼント

こちらはJTB旅カード会員向けのキャンペーンです。

キャンペーン期間中に「ふるぽ」にてJTB旅カードを使い、ふるさと納税として4万円以上寄付した方の中から、抽選で150名にJTBトラベルポイント5,000円分が当たります。

対象となる返礼品は決まっていませんので、旅行クーポンだけでなく、地域の特産品の返礼品を選んでもOK!ポイントの付与は2023年2月下旬頃の予定です。

【期間】

  • 寄付対象期間:2022年12月1日(木)~2022年12月31日(土)

【参加条件】

  • 上記期間中に、「ふるぽ」にてJTB旅カードを使い、ふるさと納税として4万円以上寄付した方
  • MyJTBからキャンペーンにエントリーをされた方
  • JTB旅カード本会員

ちなみに、前項にてご紹介した“JTBトラベルポイントプレゼントキャンペーン”の参加条件も満たしていれば、2つのキャンペーンに応募することが可能です。

<2つのキャンペーン※に応募が可能な方>

※JTBトラベルポイントプレゼントキャンペーン、【2022年度】JTB旅カード×ふるぽ キャンペーン

  • 「ふるぽ」にてJTBカードを使って4万円以上の寄付(そのうち、旅先の自治体に3万円以上寄付)
  • “JTBトラベルポイントプレゼントキャンペーン”の対象旅行クーポンを受け取る

JTBが展開している各旅行クーポン・旅行券の特徴とは?

JTBでは、ふるさと納税の寄付先での旅行や宿泊代金に利用できる旅行クーポンを何種類か展開しています。

その中でも、「ふるぽ」で取り扱っている特におすすめの旅行クーポンは次の3つです。

  • JTBふるさと納税旅行クーポン
  • JTBふるさと旅行券
  • JTBふるぽWEB旅行クーポン

なお、上記で挙げた3つのクーポンは、有効期限やクーポンが発行されるタイミング、申し込み方法などがそれぞれ異なります。

“JTBの旅行クーポン・旅行券=全て同じ条件で使える”というわけではありませんので注意が必要です。

ふるさと納税の返礼品として引き換える際には、下記に記載している各クーポンの特徴をあらかじめ把握しておきましょう。

JTBふるさと納税旅行クーポン

前項にてご紹介した“JTBふるさと納税クーポン”と同様に、、“JTBふるさと旅行券”も宿泊費および交通費が含まれるツアーへの申込みにも使用できます。

紙券のため発行・自宅に配送されるまでに約1ヶ月かかりますが、有効期限はなんと5年間!

期限が長めに設定されているので、『焦らずじっくりと旅行日程を決めたい』『世の中の情勢を見て旅行日程を組みたい』という方におすすめです。

なお、“JTBふるさと旅行券”も全国旅行支援との併用もOK!全国旅行支援割引適用後の残金精算に利用できるため、お得に旅行が楽しめますよ♪

【発行されるタイミング】申し込み後、約1ヶ月後に発送(※12月お申込み分のみ約2か月後の発送となります。)

【有効期間】5年間

【申込み方法】店頭・電話・オンライン相談 ※インターネットでの申込みは不可

 ※JTB店舗、JTB総合提携店、JTB国内商品取扱店またはJTB旅の予約センター(電話受付専用)、JTBリモートコンシェルジュ(オンライン相談専門店)、銀座コンシェルジュデスク

JTBふるぽWEB旅行クーポン

『インターネット上で予約を完結させたい』

『旅行日程が決まっているため、スグに使えて申し込みが簡単なクーポンがいい!』

そんな希望をお持ちの方には、“JTBふるぽWEB旅行クーポン”がおすすめです。

こちらのクーポンは、インターネット予約限定の旅行クーポン。附から旅行予約まで全てインターネットで完了できるのが大きな特徴でJTBホームページより旅行先(=寄附する自治体)の宿泊プランやJR+宿泊、飛行機+宿泊セットプランに利用できます。

また、一部条件が設けられていますが、全国旅行支援との併用も可能です!旅行代金から所有のWEBクーポン金額を引いた差額代金に対し、全国旅行支援割引を適用できます。

※旅行代金からふるぽWEBクーポン金額を引いた差額が各設定金額を下回る場合、満額の助成割引額になりませんのであらかじめご了承ください。詳細はJTB公式ページをご参照ください。

【発行されるタイミング】即時

【有効期間】2年間

【申込み方法】インターネット ※JTB店舗、旅の予約センター(電話受付)での申込みは不可

まとめ

ご紹介したように、JTBが運営するポイント制のふるさと納税ポータルサイト「ふるぽ」は旅行に特化した返礼品が充実!全国旅行支援割引と併用できる旅行クーポンや、JTBトラベルポイントのプレゼントキャンペーンを開催しているため、旅行好きな方には特におすすめです。

また、冒頭でもご紹介したようにふるさと納税ポータルサイトにもそれぞれメリットとデメリットがあり、「ふるぽ」も例外ではありません。

「ふるぽ」はポイント制のため、好きなタイミングで返礼品を引き換えられるというメリットがある反面、大手ふるさと納税ポータルサイトと比べて返礼品が少ないといったデメリットもあります。

現在「ふるぽ」の利用を検討している方は、ふるさと納税を済ませた後に『思っていたより選べる返礼品が少なかった…』『好みに合う返礼品がなかった…』なんてことにならないよう、サイト選びは慎重に行いましょう。

おすすめのふるさと納税サイトまとめはこちら

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