楽天スーパーセール中にふるさと納税したほうが良い?
出典:楽天市場「楽天スーパーセール」
ふるさと納税を楽天で行う場合は、楽天スーパーセール期間中がおすすめです。その理由は楽天ポイントの貯まりやすさにあります。
楽天スーパーセールでは、多くの商品が値引きされるだけでなく、普段買い物するよりも楽天ポイントの付与が多くなります。さらに、次項で紹介する「ショップ買いまわり」をすると、得られるポイントがよりアップするのもお得な点です。
楽天ふるさと納税でも楽天ポイントが付与されるため、楽天スーパーセール中と通常の期間では、もらえるポイントに大きく差が出ます。ショップ買いまわりも上手に活用して、もっとお得にふるさと納税を行いましょう。
楽天スーパーセールのショップ買いまわりキャンペーンとは?どれくらいのポイントが貯まる?
出典:楽天市場「楽天スーパーセール」
楽天スーパーセールの「ショップ買いまわりキャンペーン」とは、楽天市場に出店しているショップを複数利用することで、利用件数に応じてポイントアップするキャンペーンです。
1,000円(税込)以上の買い物をしたショップが対象で、キャンペーン期間中の購入総額に対してポイントが付与されます。上限は、10ショップ以上の利用で最大10倍のポイント還元です。
買いまわりキャンペーンに参加したい場合は、あらかじめ専用ページからエントリーしましょう。エントリー後は、キャンペーン期間中であればどのタイミングで買い物しても買いまわりの対象になります。
ここで、ふるさと納税利用時のポイント付与例を見てみましょう。
1自治体に1万円の寄付 | ポイント還元は1%、100ポイントの付与 |
2自治体に1万円ずつ寄付 | ポイント還元は2%、400ポイントの付与 |
3自治体に1万円ずつ寄付 | ポイント還元は3%、900ポイントの付与 |
4自治体に1万円ずつ寄付 | ポイント還元は4%、1,600ポイントの付与 |
5自治体に1万円ずつ寄付 | ポイント還元は5%、2,500ポイントの付与 |
利用ショップが増えるほどポイント還元率が上がりますが、獲得ポイント上限が決まっているので注意しましょう。この制限に関しては後ほど解説します。
次はいつ開催されるのか?
楽天スーパーセールは、数年間決まった周期で開催されています。そのため、例年通りなら次回の開催は2023年3月4日、少なくとも3月上旬に開催されると予測できるでしょう。
2022年12月時点での、楽天スーパーセールの過去の開催実績は以下の通りです。
- 3月4日(金) 20:00〜3月11日(金) 1:59
- 6月4日(土) 20:00〜6月11日(土) 1:59
- 9月4日(日) 20:00〜9月11日(日) 1:59
- 12月4日(日) 20:00〜12月11日(日) 1:59
2020年~2022年の開催実績(※いずれの年も以下の日時に開催)
楽天スーパーセールでお得にポイントを貯める方法
先ほど紹介した「ショップ買いまわりキャンペーン」をはじめ、楽天スーパーセールでお得にポイントを貯める方法は数多く存在します。楽天のシステムやキャンペーンをチェックして、もっとお得に活用してみましょう。
1,000円ぴったりで買いまわりショップ数を増やす
出典:楽天市場「楽天スーパーセール」
まず挙げられるのは、1,000円ぴったりで寄付することで、買い回りショップ数を増やすという方法です。
買いまわりキャンペーンでは、1ショップの購入金額は1,000円(税込)以上と定められています。例えば予算が5,000円なら、1つの自治体に5,000円寄付するよりも、5つの自治体に1,000円ずつ寄付した方が、同じ購入金額でもポイント還元率がより増やせるのです。
ふるさと納税以外でも買い物をして買いまわり件数を増やす
買いまわりキャンペーン中に、楽天でふるさと納税以外の買い物をして、買いまわり件数を増やすのも一つの方法です。
買いまわりキャンペーンでは、期間中の購入総額に対してポイントが加算されるため、ふるさと納税以外の買い物もカウントされます。この機会に、欲しいものや、必ず買う生活用品などもあわせてチェックしてみましょう。
5と0のつく日に楽天カードを利用
出典:楽天市場5と0のつく日
楽天のクレジットカード「楽天カード」を利用する場合は、5と0のつく日がお得です。毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日に楽天カード決済で買い物をすると、楽天ポイントが5倍、「楽天プレミアムカード」なら7倍になります。
多くの自治体ではふるさと納税のクレジット決済を受け付けているので、ぜひ活用したいところです。ただし、ポイントアップには毎回エントリーが必要なので注意しましょう。
ふるさと納税における楽天スーパーセールの注意点
さまざまなメリットがある楽天スーパーセールですが、ふるさと納税で利用する際にはいくつかの注意点があります。これから紹介する内容をおさえて特典がしっかり受けられるよう気を付けましょう。
【買いまわりキャンペーン】購入金額が1,000円未満はカウント対象外
楽天スーパーセールの買いまわりキャンペーンは、1ショップ当たり1,000円(税込・送料別)以上の利用が対象です。1,000円を下回ると対象外となり、ポイントアップが適用されないので注意しましょう。
ただし、1ショップで1,000円未満の商品を複数購入して、そのショップでの合計購入金額が1,000円以上になる場合は、カウント対象となります。
【買いまわりキャンペーン】ポイント獲得上限がある
買いまわりキャンペーンでは、ショップの利用件数に応じてポイントの還元率が変わりますが、獲得ポイントの上限は7,000ポイント。無限にポイントが得られるわけではないので注意しましょう。
7,000ポイントが得られる購入金額を、利用店舗数ごとにまとめました。なお、2022年4月から、税抜き価格に対してポイントが付与されるようになったので、税込・税抜価格両方を記載しています。
店舗数 | 税抜価格 | 税込価格(10%) |
2店舗 | 70万円 | 77万円 |
3店舗 | 35万円 | 38万5,000円 |
4店舗 | 23万3,333円 | 25万6,740円 |
5店舗 | 17万5,000円 | 19万2,500円 |
6店舗 | 14万円 | 15万4,000円 |
7店舗 | 11万6,666円 | 12万8,370円 |
8店舗 | 10万円 | 11万円 |
9店舗 | 8万7,500円 | 9万6,250円 |
10店舗 | 7万7,777円 | 8万5,580円 |
【買いまわりキャンペーン】同一自治体は1ショップ扱い
楽天ふるさと納税では、自治体はショップとして扱われています。1つの自治体は1ショップとカウントされるため、同一の自治体に複数の寄付を行っても、買いまわりキャンペーンでのショップ数には加算されません。
買いまわりを活用してポイントの還元率アップを狙いたい場合は、複数の自治体への寄付を行いましょう。
買いまわりキャンペーンで獲得したポイントには利用期限があるのも注意したい点です。買いまわりキャンペーンのポイントは特典ポイントに分類され、キャンペーン翌々月末まで利用できます。
ふるさと納税で買いまわりキャンペーンを利用した場合も、獲得ポイントを早々に使い切る必要があるため、無駄なく使えるよう計算しましょう。
なお、通常ポイントと期間限定ポイントの両方を保有している場合は、自動的に期間限定ポイントから消費されます。
ワンストップ特例制度が使えるのは5自治体まで
ワンストップ特例制度を利用したい場合、適用できるのは5自治体までです。
ワンストップ特例制度とは確定申告をしなくても寄付金控除が受けられる便利な制度です。会社に勤務している方は、年末調整を会社側が行うため、同制度を利用すればふるさと納税をした場合の確定申告が不要となります。
しかし、適用される条件は1年間の寄付先が5自治体までの場合と定められています。ワンストップ特例制度を利用したい場合は、買いまわりキャンペーンを上限まで活用できないので注意しましょう。
まとめ
楽天ポイントを貯めている方や楽天カードを所有している方は、ふるさと納税をする際、楽天スーパーセールの活用がおすすめです。複数の店舗を利用することでポイント還元率がアップするショップ買いまわりキャンペーンにエントリーすれば、さらにお得にふるさと納税ができます。
次回の開催は2023年3月と予測されるので、時期が近くなったら、今回紹介した内容を改めてチェックしてみてくださいね。