ふるさと納税のポイント制とは?
ポイント制とは、寄附によって、特定の自治体で利用できるポイントがもらえる制度です。ポイント制で獲得したポイントは、有効期限内であれば寄付した自治体の返礼品と交換できます。ふるさとチョイス・ふるなびなどのふるさと納税サイトが、ポイント制に対応しています。
ポイントの有効期限は、自治体によって異なる点に注意しましょう。多くの自治体はポイントの有効期限を2年に設定していますが、なかには有効期限を定めていない自治体も見られます。また、寄附をすると、有効期限が延長される自治体もあります。
「ポイント制」と「ポイント」の違いは?
ふるさと納税サイトを使うときに、「ポイント還元」という言葉を目にした方もいるでしょう。ポイント還元で得られるポイントとは、サイト独自のポイントや、決済手段に応じて得られるポイント です。
ポイント還元で得られるポイントには、クレジットカードのポイント・マイル・Pontaポイント・Tポイント・楽天ポイントなどが挙げられます。ポイント還元のポイントでは、返礼品をもらえません。マイルを貯めて旅行に行くなど、返礼品獲得以外の目的にポイントを活用しましょう。
- ポイント制:返礼品と交換できるポイントをもらえる制度
- ポイント:返礼品と交換できない、クレジットカードなどのポイント
ふるさと納税のポイント制のメリットとデメリットは?
ふるさと納税のポイント制のメリット・デメリットを解説します。ポイント制を利用するよりも、直接返礼品を申し込んだ方がよい場合もあります。
ふるさと納税のポイント制3つのメリット
- 寄付の期限に縛られず、ゆっくり選べる
- ポイントの積立ができる
- ポイント限定の返礼品が手に入る
寄付の期限に縛られず、ゆっくり選べる
ポイント制で得たポイントは、寄付した自治体以外の返礼品とのみ交換可能です。返礼品のバリエーションが多い自治体でポイント制を使うと、選びがいがあるといえるでしょう。
導入されている自治体でしか寄付できない
寄附したい自治体が、ポイント制を導入しているとは限りません。また、ポイント制度自体導入していないふるさと納税サイトもあります。
ポイント制だと高い還元率になりにくい
ポイント制の対象となる返礼品は、還元率を期待できないケースがほとんどです。ポイント制の返礼品の還元率は、寄附額の30%前後が相場です。ポイント還元率の高さを重視する人は、ポイント制の対象になっていない返礼品にも注目しましょう。
ふるさと納税の「ポイント制」おすすめ返礼品
ふるさと納税のポイント制に対応するもので、おすすめの返礼品を紹介します。ふるさとチョイス・ふるなび・楽天ふるさと納税の事例をご覧ください。
ふるさとチョイス公式ポイント「北海道紋別市」
出典:ふるさとチョイス
- 自治体名:北海道紋別市
- ポイント期限:1年
北海道紋別市は、2021年度のふるさと納税納税額トップを誇ります。おすすめの返礼品は、オホーツク産のホタテやいくら、カニなどの海産物です。特にカニは、毛ガニ・ズワイガニ・タラバガニの3種類から選べます。
ふるなびカタログ「大阪府泉佐野市」
引用元:ふるなび
- 自治体名:大阪府泉佐野市
- ポイント期限:なし
大阪府泉佐野市のポイント制には、ポイントの有効期限がありません。おすすめの返礼品には、泉州こだわりタオル認定製品である、SUTEKIバスタオルなどが挙げられます。また、「肉の泉佐野」として、牛肉・豚肉も人気です。
ふるなびカタログ「北海道白糠町」
引用元:ふるなび
- 自治体名:北海道白糠町
- ポイント期限:なし
北海道白糠町のポイント制にも、ポイントの有効期限がありませんおすすめの返礼品は、いくらやサーモン、ホタテなどの海産物です。チーズやプリンなどの加工品も充実しています。
楽天トラベルクーポン「京都府京都市」
引用元:楽天ふるさと納税
- 自治体名:京都府京都市
- ポイント期限:クーポン付与の翌日~89日間
楽天トラベルクーポンとは、楽天ふるさと納税で寄附をするともらえるクーポンです。寄附額に対して約30%分の割引クーポンがもらえ、クーポンは寄付をした自治体内の対象施設の予約に利用できます。京都府京都市のトラベルクーポンの割引額は、3,000円から最大で30万円分までです。
まとめ
ふるさと納税のポイント制とは、寄附金額に応じてお礼の品と交換できるポイントが付与される仕組みです。ポイントは、有効期限内ならいつでも該当する自治体の返礼品と交換できます。
ふるさとチョイス・ふるなび・楽天トラベルなどがふるさと納税のポイント制度に対応中です。ポイント制で、ふるさと納税を有効活用しましょう。