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エメラルドグリーンの海と暮らす|沖縄県本部町で始める南国移住

沖縄県本部町

一年を通して温暖な気候と、透明度の高い青い海に囲まれた沖縄県本部町。

豊かな自然環境と観光地としての利便性を併せ持つこの町で、新たな暮らしを始めたいと考える方もいるのではないでしょうか。

この記事では本部町の移住支援制度や各種補助金、町での暮らしについて紹介します。

野崎 真さん 本部町役場 企画商工観光課

Content目次

本部町への移住支援

本部町は、移住者が安心して新生活を始められるよう、経済的な支援制度を充実させています。特に、都心部からの移住者や子育て世代に向けた手厚い補助金が用意されています。

東京圏からの移住を後押しする移住支援金

東京圏から本部町への移住を検討している方には、「移住支援金」が大きな後押しとなります。

東京23区に在住または通勤している50歳未満の方が対象で、単身の場合は60万円、世帯の場合は100万円が支給されます。

さらに、18歳未満の子ども1人につき100万円が加算されるため、高額な加算がある子育て世帯には特に手厚い制度です。

子育て世帯の初期費用をサポート

移住初期の負担を軽減するため、本部町では「もとぶ子育て世帯転入奨励金」という独自の支援を用意しています。

未就学児を養育する世帯が対象で、転入後1年以内に申請することで、一律10万円が1度だけ支給されます。

この奨励金は、引越し費用や新居での家電購入、子どもの学用品など、新しい環境で子育てを始める際に必要な、細々とした出費に活用できる心強い支援金です。

未来への投資!子育て・教育環境への手厚い支援

本部町の景色

画像引用:沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし

本部町は、温暖な気候と豊かな自然のなかでのびのびと子育てができる環境です。経済的な負担を軽減しながら、子どもたちが成長できる機会を幅広く提供しています。

誕生を町が祝福!手厚い新生児支援金

本部町では、新しい家族を迎える世帯を町全体で祝福し、子育てを支援する独自の制度として「新生児支援金」を提供しています。

この支援金は、第1子に5万円が支給され、以降1子ごとに5万円が加算される仕組みです。例えば、第2子が生まれた場合は合計で10万円、第3子が生まれた場合は合計で15万円が支給されることになります。

この手厚い支援は、出産に伴う様々な費用や、新しい家族が増えることによって発生する家計の負担を軽減することを目的としています。

子どもたちの健やかな成長を願う本部町の温かい姿勢が表れた制度であり、移住を検討している子育て世帯にとって、安心して新生活をスタートさせるための大きな支えとなるでしょう。

医療費や給食費の無償化で家計を応援

本部町では、2025年度から「本部町子ども医療費助成」により、18歳までの子どもの医療費が無料になります。

また、幼稚園から中学校までの「給食費無償化」も実施しており、毎日の食事を安心して任せられるのも魅力です。

さらに、就学援助制度を利用する家庭には、学用品費や修学旅行費を支給または免除する制度もあり、経済的な心配をすることなく子どもたちが学び続けられるよう、様々なサポートがあります。

独自の教育支援で子どもの成長をサポート

本部町では、子どもたちの学びを多角的にサポートする独自の支援制度も用意しています。

2022年から「地域おこし協力隊制度」を活用し、さまざまな取り組みを実施しています。

  • 小中学校の総合の授業のコーディネーター(キャリア教育)
  • 町内中学生向けの公営塾 あおいろ楽舎(月額5000円の低価格)
  • 本部高校生向けの公営塾 チャレンジ塾(同上)
  • 本部高校の魅力化(高校生による地域の魅力発信・イベント企画立案など)

また、英語検定などの検定料を半額補助する「地域学力向上支援事業」や、中学生・高校生の海外留学費用を8割も補助する「本部っ子短期留学チャレンジ支援」など、経済的負担を軽減しながら、未来を担う子どもたちの成長を応援する制度も多様です。

小学校ではシュノーケリングや藍染など地域の特色を活かした総合授業もあり、豊かな自然の中で五感を使いながら学ぶことができます。

本部町の藍染

画像引用:本部町公式サイト

暮らしを豊かにする独自のサービスとコミュニティ

本部町での暮らしは、ただ美しい自然に囲まれるだけでなく、地域全体で住民の生活を支える温かいサービスとコミュニティが魅力です。

経済的な恩恵にとどまらない、日々の安心とつながりを提供しています。

地域全体で子育てを支えるサポート体制

本部町を含むやんばる地域の9町村が連携して運営する「やんばるファミリーサポートセンター」は、移住者でも安心して子育てができる心強い味方です。

会員制で一時預かりや送迎、病児・病後児の預かりを有償で提供しており、ひとり親や非課税世帯には無料券も用意されています。

急な用事や体調不良の際にも、地域全体で子育てを支えてくれる体制は、ひとり親家庭の移住や移住先での新しい生活に大きな安心をもたらします。

本部町のやんばるファミリーサポートセンター

画像引用:やんばるファミリーサポートセンター

暮らしの安心を支える体制

高齢者や障がいを持つ方も安心して暮らせるよう、地域全体で支える体制が整っています。

「地域包括支援センター」では、介護や認知症に関する総合相談に対応し、訪問介護や居宅介護支援も利用可能です。

一部地区では買い物支援も実施しており、日々の生活のサポートも充実しています。

町内には総合病院やキッズクリニック、歯科医院も揃っており、急な体調不良の際も町内で診療を受けることができます。

美しい自然と利便性が共存する町の魅力

本部町は、都会の便利さと豊かな自然が見事に共存しています。エメラルドグリーンに輝く海、緑のトンネル、そして日本一早く咲く桜など、季節ごとの美しい景色が日常に彩りを与えてくれます。

沖縄らしさを感じる自然と景観

本部町の自然

画像引用:沖縄県公式移住応援サイト おきなわ島ぐらし

本部町の最大の魅力は、沖縄らしい青い海と亜熱帯の緑が日常にあることです。透明度の高い海と白い砂浜が美しい「エメラルドビーチ」は、家族連れにも人気です。

また、備瀬のフクギ並木は、防風林として受け継がれてきた木々が作り出す緑のトンネルで、ゆったりと散策やサイクリングを楽しむことができます。

手軽にビーチエントリーでサンゴ礁や熱帯魚を間近に見られる場所は、県内でも数少ない貴重なスポットです。

暮らしに彩りを与えるレジャーとイベント

本部町には、暮らしを豊かにするレジャーやイベントが豊富にあります。世界最大級の水槽でジンベエザメを見られる「沖縄美ら海水族館」がある海洋博公園は、地元住民の憩いの場です。

冬には、日本一早く咲く寒緋桜(カンヒザクラ)が山を鮮やかに染め、一足早い春の訪れを感じさせてくれます。

また、ジャングルの中を冒険できるテーマパーク「ジャングリア沖縄」へもアクセスが良く、休日のレジャーに困ることはありません。

伝統と温かさが息づくコミュニティ

本部町では、各地域で伝統行事が受け継がれており、移住者も積極的に参加することで地域に溶け込むことができます。

豊年祭や綱引き、ハーリーといった伝統行事は、住民全員で盛り上がり、移住者にとっても友人をつくるきっかけになるでしょう。

また、公民館でのサークル活動も盛んで、趣味や特技を活かした地域活動に参加することで、人とのつながりを築きやすい環境です。

よくある質問

Q. 移住支援制度の詳しい内容を知りたいのですが、どこに相談すればよいですか?

移住に関するご相談は、「本部町役場 企画商工観光課」で承っています。お電話でのご相談はもちろん、専用の移住相談フォームも用意していますので、ご自身の都合に合わせて気軽にご利用いただけます。

<移住相談フォーム>
https://forms.gle/V1EuqWuQb2vxmTax6

本部町の移住相談

画像引用:本部町公式サイト


Q. 移住後の住まい探しについて、相談に乗ってもらえますか?

今後、移住者向けのホームページを作成し、空き家・住宅情報を一括して配信することで、ワンストップで相談できる体制を強化していく予定です。

最新の情報は、町のホームページやSNSでご確認ください。


Q. 車は必要ですか?

町内には路線バスが通っていますが、本数は多くないため、住民のほとんどが車を所有しています。

車があれば、町内での買い物や移動はもちろん、名護市にある大型商業施設や総合病院へのアクセスもスムーズです。通勤・通学時間帯でも渋滞がほとんどないため、ストレスなく運転できます。

まとめ

本部町は、美しい海や自然、温かい人々とのつながりが魅力です。

子育て支援、医療費助成、移住支援金など、経済的負担を軽減する手厚い支援制度が充実しています。

観光地としての利便性も高く、自然と便利さが調和した、安心してのんびり暮らせる場所です。あなたも、本部町での新しい生活を始めてみませんか?

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