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岩内町で叶える!お金にまつわる不安を解消し、賢く暮らす移住ガイド

岩内町で叶える!お金にまつわる不安を解消し、賢く暮らす移住ガイド

北海道岩内町は、日本海とニセコ連峰に囲まれた美しい町です。札幌へのアクセスが良好で、生活に必要な施設も揃っています。

この記事では、移住にかかる費用や、町が用意している経済的な支援制度、さらには日々の暮らしにかかるお金について、具体的な情報をお届けします。

橋本有加さん/渡邉修さん 岩内町総務部企画財政課地域創生係/岩内町地域プロジェクトマネージャー

Content目次

自然と都市機能が調和する、札幌近郊の港町・岩内

北海道岩内町 夕焼けの海

北海道岩内町は、かつてはニシン漁で栄え、現在は水産業や観光業が盛んに営まれています。雄大な自然と都市への利便性を兼ね備えた魅力あふれるまちです。

日本海とニセコ連峰が織りなす絶景のロケーション

岩内町の最大の魅力は、その風光明媚な自然環境です。西には日本海の広大な眺めが広がり、東には雄大なニセコ連峰がそびえ立っています。

季節ごとに異なる表情を見せる山海の景色は、日々の暮らしに癒やしと彩りを与えてくれるでしょう。

都心へのアクセスとコンパクトなまちの利便性

岩内町は札幌市まで車で約2時間、ニセコエリアにも近接しています。

北海道岩内町 アクセス

画像引用:岩内町公式ホームページ

そのため、都市部へのアクセスも良好で、通勤・通学、週末の買い物やレジャーにも不便を感じにくいのが特徴です。

また、生活に必要な施設が身近に揃い、日常の暮らしやすさも魅力の一つです。

移住を後押しする!岩内町の住宅・就職支援制度

岩内町では、新しい住民が安心して定住できるよう、住まいに関する補助制度や、若者の就職をサポートする奨学金返還支援制度を設けています。

マイホーム取得をサポートする補助金

岩内町では、町内での定住促進と住環境の改善のため、若年夫婦世帯や子育て世帯、転入世帯を対象とした住宅取得に関する補助制度を設けています。

若年夫婦世帯等を対象とした新築住宅取得補助事業

岩内町で新築住宅の建設や購入を検討している若年夫婦世帯、子育て世帯、転入世帯などが対象です。

取得した住宅に5年以上居住する意思があること、町税等の滞納がないこと、町内会に加入することなどが条件とされています。

  • 支援内容: 補助基本額として一律50万円を交付します。

中古住宅の取得を支援する補助事業

中古住宅の購入を検討している若年夫婦世帯、子育て世帯、転入世帯なども対象です。

新築住宅取得補助事業と同様に、特定の要件を満たし、取得した住宅に5年以上居住する方が対象となります。

  • 支援内容: 住宅の取得に要した費用の20%を補助し、上限額は25万円です。

※子育て世帯は、子の人数によって補助額が変わります。

岩内町でマイホームを持つ夢を経済的に後押しする制度なので、移住を考えているならぜひ検討したいですね。

詳細や最新情報は岩内町役場の担当窓口に直接ご確認ください。

若者の就職と定着を応援する奨学金返還支援制度

岩内町は、若者の町内への就職と定着を促進するため、独自の奨学金返還支援制度を設けています。

大学等を卒業し、町内の事業所に新たに正規雇用として就職する方を対象とした、UJIターンを検討している若い世代にとって魅力的な支援策です。

  • 制度名称: 岩内町奨学金返還支援制度
  • 対象: 大学等卒業後、町内事業所に正規雇用として就職し、今後5年以上継続して就業する見込みのある35歳未満の方
  • 支援内容: 年間の奨学金返還額の一部を助成(上限あり)

この制度を活用することで、奨学金の返還負担を軽減し、経済的な余裕を持って岩内町での新しい生活をスタートさせることができます。

子育て世帯を応援!岩内町の多様なサポート体制

北海道岩内町 サポート体制

画像引用:岩内町公式ホームページ

岩内町は、子育て支援にも力を入れています。

直接的な経済的給付以外にも、子育て世代が安心して子どもを育てられるような様々なサービスや環境を整え、地域全体で子育てを支える体制を築いています。

子育て家庭に寄り添う経済的サポート

子育てにかかる経済的な負担は少なくありません。

岩内町では、出産や育児に関する様々なサポートを提供することで、子育て家庭の家計を支援しています。

  • 出生祝品贈呈事業:岩内町で初めて住所登録した赤ちゃんの保護者へ、育児用品の購入に使えるクーポン券などを贈呈します。
  • 妊婦支援給付金: 妊娠届出時と出産後にそれぞれ5万円が支給されます。
  • 乳幼児等医療費助成:18歳までの子どもの医療費の一部を助成します。
  • ひとり親家庭等医療費助成:ひとり親家庭に対し、医療費の一部を助成します。
  • 多子世帯の保育料軽減支援事業: 所得制限はありますが、第2子以降の3歳未満児の保育料が無償化されます。

これらの制度は、子育てにかかる経済的な負担を軽減し、安心して子どもを育てられる環境を提供することを目的としています。

充実した子育てサービスと教育環境

岩内町には、子育てをサポートする様々なサービスや施設があります。

  • 母子手帳アプリ「いわないニコはぴ」:妊娠中から子育て中まで、町の情報や子育てに役立つ機能を提供するアプリです。
  • 子育て支援センター「あすぱら」: 子育て中の保護者が交流したり、相談したりできる場所です。一時預かり保育も行っています。
  • 保育所: 生後6か月から5歳までの子どもを預かる保育所が町内にあります。
  • 教育環境:2026年には小中一貫の義務教育学校「岩内中央学園」が開校予定であり、子どもたちがより充実した教育を受けられる環境が整いつつあります。

日々の暮らしにかかる費用と利便性

移住後の生活費も、検討する上で重要な要素です。岩内町での日々の暮らしにかかるお金は、都市部と比較してどうなのか、また日常生活の利便性について解説します。

買い物環境と物価

岩内町はコンパクトな町ながら、生活に必要な買い物施設が充実しています。

町中心部から2キロメートル圏内に、大型スーパーが2軒、ホームセンター、ドラッグストア、100円ショップなどが揃っています。

コンビニエンスストアも町内に10軒あり、日常の買い物で困ることはほとんどありません。

物価については、食料品などは都市部と大きな差は感じられないかもしれませんが、地元の鮮魚店や精肉店などで新鮮な食材を手頃な価格で購入できる機会もあります。

交通と医療体制

岩内町内には、町内循環バス「ノッタライン」が運行しており、町内の移動に利用できます。

また、タクシーやハイヤー事業者も2社あります。札幌方面へのアクセスには高速バス「高速いわない号」があり、車がなくても日帰りでの移動が可能です。

医療機関についても、岩内町内には複数の診療科を持つ基幹病院「岩内協会病院」があり、救急医療にも対応しています。

この他にも、個人医院や歯科医院、眼科医院も複数あり、医療面での不安は少ないでしょう。

よくある質問

Q.移住者向けの経済的な支援制度は他にありますか?

前述の奨学金返還支援制度や新築・中古住宅取得補助事業のほかにも、子育て世帯を対象とした経済的なサポートがあります。

妊娠届出時と出産後に給付される妊婦支援給付金や、18歳までの子どもの医療費を助成する乳幼児等医療費助成、所得制限はありますが多子世帯の保育料軽減支援事業などがあります。


Q.岩内町での買い物環境と物価は?

岩内町はコンパクトな町ながら、生活に必要な買い物施設が充実しています。

町中心部から2キロメートル圏内に大型スーパーが2軒、ドラッグストア、100円ショップなどが揃い、日常の買い物で困ることは少ないでしょう。

物価は都市部と大きく変わらないものもありますが、地元の商店で新鮮な食材を手頃に入手できることもあります。


Q.賃貸住宅の家賃相場はどれくらいですか?

岩内町での賃貸物件の家賃は、都市部と比べて手頃な傾向にあります。

間取りや築年数にもよりますが、2LDKの場合、月額48,000円程度が目安となります。

町内には複数の不動産会社があり、多様な物件情報を取り扱っていますので、希望に沿った住まいを探すことが可能です。

まとめ:豊かな自然と手厚い支援で、岩内町への移住を後押し

岩内町での暮らしは、豊かな自然環境を満喫しながらも、日常生活の利便性が高く、経済的な側面でも安心して新しい生活をスタートできる環境が整っています。

コンパクトな町に必要な施設が揃う買い物環境や、都市部へのアクセスも可能な交通網、医療体制の充実など、暮らしやすさを支える要素が揃っています。

岩内町での暮らしに興味を持たれた方は、ぜひ一度、岩内町移住情報サイトをご覧ください。

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