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【岐阜県下呂市】温泉と自然に癒される新生活。移住に役立つお金の情報を徹底解説

岐阜県下呂市

岐阜県の東南部に位置する下呂市。

日本三名泉のひとつに数えられる下呂温泉と、雄大な山々に抱かれた豊かな自然が魅力のまちです。

この記事では、下呂市への移住を検討している方に向けて、住宅に関する補助金や子育て支援制度など、お金にまつわる情報をご紹介します。

田口 沙希さん 地域振興部 地域振興課

Content目次

下呂市ならではの豊かな自然と暮らしの魅力

下呂市は、岐阜県の東南部に位置し、市内を流れる飛騨川を囲むように山々がそびえ立っており、この地形は四季を通じてさまざまな表情を見せます。

春には新緑が芽吹き、夏には清流での川遊び、秋には美しい紅葉が山々を彩り、冬には雪景色が幻想的な雰囲気を醸し出します。

雄大な山と清らかな川が織りなす変化に富んだ景色は、日々の暮らしに癒やしを与えてくれるでしょう。

また、飛騨川での釣りやカヌー、周辺の山々でのハイキングやトレッキングなど、自然を活かしたアクティビティも楽しめます。

下呂市の自然

画像引用:げろたび - 下呂市ホームページ

そして、下呂市といえば、なんといっても日本三名泉の一つ、下呂温泉です。温泉街は飛騨川沿いに広がり、多くの旅館やホテルが立ち並びます。

下呂温泉の泉質は、なめらかな肌触りのアルカリ性単純温泉で、「美人の湯」としても知られています。

下呂市の温泉

画像引用:温泉(写真ライブラリー) - 下呂市ホームページ

移住の際にチェック!下呂市の補助金・支援制度

下呂市では、移住者の経済的な負担を軽減するため、さまざまな補助金や支援制度があります。

住宅の新築や購入、改修にかかる費用に対する補助金制度

移住の際に最初に気になるのは「住居問題」。下呂市には、住まいの購入や改修をサポートできる補助金制度があります。

  • 下呂市移住促進住宅購入費等助成事業補助金:
    • 住宅新築等補助金:住宅の新築または購入費用(土地代を除く)の10分の1を補助。上限は100万円です。
    • 中古住宅購入費補助金:中古住宅の購入費用(土地代を除く)の5分の1を補助。上限は50万円です。
    • 中古住宅改修費補助金:20万円を超える中古住宅の改修費用に対し、その2分の1を補助。上限は30万円です。

これらの補助金は、市外からの転入者で、5年以上定住する方が対象となります。

詳細は、市役所の担当窓口までお問い合わせください。

下呂市の住宅支援

画像引用:下呂市移住促進住宅購入費等助成事業補助金

移住後の家賃や引っ越し費用を助成する制度も

賃貸物件を検討している方に向けての支援制度も整っています。

  • 下呂市U・I・Jターン促進家賃助成事業補助金:
    • U・I・Jターンで下呂市に転入し、賃貸住宅に住む方を対象に家賃の一部を補助する制度です。
    • 家賃と駐車場の借上料の合計額の2分の1(上限2万円)を、最長24カ月間にわたって助成します。

このほか、東京圏から岐阜県内の企業に就職し、下呂市に移住する方を対象とした「下呂市地方就職支援金」もあります。

就職活動にかかる交通費と、引っ越し費用の一部が補助されます。

下呂市の家賃助成事業補助金

画像引用:下呂市U・I・Jターン促進家賃助成事業補助金

子育て世代は必見!手厚い子育て支援制度

下呂市は、子育て世代の方々が安心して暮らせるよう、さまざまな支援制度を充実させています。子どもの医療費助成から、食育、教育環境まで、手厚いサポート体制が魅力です。

  • 医療費助成: 0歳から18歳までの子どもの医療費を全額助成します。
  • 学校給食費の助成: 中学生の学校給食費の半額を助成します。
  • 子育て世代への移住加算: 東京圏から移住する子育て世帯には、基本の移住支援金に加えて、世帯あたり30万円が加算されます。

これらの制度があることで、下呂市では子育てにかかる経済的負担を大きく軽減することができ、子育て世代の方々が安心して長く暮らせる環境が整っています。

移住後の生活も安心してスタートできるのが、下呂市の大きな魅力です。

また、下呂市内にはこども園や小中学校があり、安心して子育てができる環境が整っています。

  • 複合型子ども・子育て支援拠点施設「ニコリエ」:乳幼児から高校生まで、幅広い年齢層が自由に利用できる施設です。親子で遊んだり、交流したり、子育ての相談もできる場所となっています。
  • 「赤ちゃんカフェ」「子育てカフェ」:0歳児から3歳までの子どもとその保護者が集い、気軽に交流できる場です。

下呂市の「ニコリエ」

画像引用:子ども・子育て支援拠点施設「ニコリエ」がオープン - 下呂市ホームページ

下呂市民ならではの生活のメリット

移住に関する補助金や子育て支援制度に加えて、下呂市民ならではの嬉しい特典も充実しています。

たとえば、市民には「ゴミ処理券」が無料で配布されるため、日常的な生活費の負担を軽減できます。

また、観光名所である「下呂温泉合掌村」への入場料が無料になるのも大きな魅力の一つで、いつでも気軽に訪れて、温泉地ならではの文化や歴史を楽しむことができます。

下呂市のもみじと旧大戸家住宅

画像引用:げろたび - 下呂市ホームページ

生活に欠かせない交通手段や福祉についても、市民をサポートする制度を設けています。

福祉パスポート

  • 市内の路線バスやデマンドバスが、期間中乗り放題になるパスポートを購入できます。公共交通機関の利用がより便利になります。
  • 条件:市内に住所を有する65歳以上の人、身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの人、運転経歴書をお持ちの人(※令和8年4月1日までに65歳になる人も購入できます。)

在宅福祉サービス

  • 介護保険サービスに加え、見守り配食サービスや緊急通報装置の設置など、市独自の支援サービス(一部費用負担あり)も提供しています。

移住者の声から見る下呂市

実際に下呂市に移住された方々は、この地での暮らしをどのように感じているのでしょうか。

下呂市の桜

画像引用:げろたび - 下呂市ホームページ

「自然と対話しながら暮らすことが心地よい」「自分で暮らしをつくっている充実感がある」といった声が、移住者の方々から寄せられています。

下呂市での暮らしは、単に利便性を求めるのではなく、豊かな自然に囲まれながら、「自分らしい生き方を楽しむ」ことに魅力があります。

「程よく近くて、程よく遠いちょうどいい距離感」という言葉が示すように、自然と生活圏のバランスの良さも、多くの方が魅力に感じているポイントです。

よくある質問

Q. 下呂市はどのような方々に向けて移住を推進していますか?

下呂市では、農業・観光業・民泊などを始めたい方や、子育てに適した環境を求めている方、そして自然の中でゆったりとした生活を送りたい方に向けて、積極的に移住を呼びかけています。


Q. 移住後の生活では、買い物や医療環境はどうですか?

車を利用すれば、スーパーやコンビニ、ドラッグストア、ホームセンターなどへのアクセスも良く、日常の買い物に困ることはありません。

また、下呂・萩原エリアには眼科・内科・整形外科・歯科などの医療機関が集中しており、「下呂温泉病院」や「市立金山病院」なども利用できるため、安心して暮らせる医療体制が整っています。


Q. 地域の方との交流はどのように始めることができますか?

自治会に加入することで、地域行事や防災活動、ゴミ収集所の管理などを通じて、地域の方々と交流する機会が多く生まれます。

各地域で夏祭りが開催されるなど、イベントも盛んです。


Q. 移住に関する相談窓口や情報はどこで得られますか?

下呂市の移住情報サイト「Start」のほか、パンフレットやイベント、電話、市役所窓口などで相談を受け付けています。

移住に関するご質問やご相談は、お気軽にお問い合わせください。

まとめ:下呂市でかなえる、自然と支援に恵まれた移住ライフ

下呂市への移住は、自然に囲まれた暮らしと、充実した支援制度が魅力です。

住宅補助金や子育て支援などの制度を活用すれば、経済的な負担を抑えながら新しい生活をスタートできます。

美しい四季、あたたかな地域のつながり、そして「お金では買えない豊かさ」を、下呂市で体感してみませんか?

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