【北海道厚沢部町】移住支援金も魅力!全世代が安心できる厚沢部町の暮らし

北海道の厚沢部(あっさぶ)町は、豊かな自然と穏やかな気候に恵まれた、心地よく暮らせるまちです。
また、首都圏に比べて生活費はおよそ半分に抑えられるため、経済的な負担を軽くしながら、ゆとりある暮らしをかなえられます。
移住に伴う費用や生活の不安も、町が用意する多彩な支援制度がしっかりサポートし、自然に囲まれた環境で、安心して新しい生活を始めることができます。
この記事では、厚沢部町で利用できる移住支援制度をわかりやすくご紹介します。
お話を聞いた方
中川 一秀さん 政策推進課政策推進係
Content目次
「ちょうどいい」気候と暮らし、そして生活コストの魅力
厚沢部町は北海道の中でも比較的温暖な気候です。
土橋自然観察教育林(通称:レクの森)は「日本の遊歩100選」にも選ばれ、移住者が気軽に自然と触れ合える場所です。

おいしい特産品に囲まれた暮らし
厚沢部町は、農林業を基幹産業とするまちで、メークイン、光黒大豆、立茎アスパラガスなど、質の高い新鮮な特産品に恵まれています。
また、芋焼酎「喜多里」や黒豆茶、黒豆の甘納豆など、地元産の素材を生かした加工品も人気があり、食の楽しみが広がります。

画像引用:特産品 | 移住・定住&観光情報 総合サイト あっさぶ
日常に必要な施設がそろう安心の暮らし
町内にはスーパーやコンビニ、病院もそろっており、日常生活に必要な環境が整っているため、移住後も安心して暮らせます。
函館まで車で約1時間15分、バスで約1時間50分と、近隣都市へのアクセスも可能です。

画像引用:厚沢部町について | 移住・定住&観光情報 総合サイト あっさぶ
首都圏と比べて月々の生活費が半分に?
「Kids First Action Assabu」のウェブサイトでは、厚沢部町での生活費が首都圏の約半分になるという試算が紹介されています。家賃や物価が比較的安いことに加えて、地元の新鮮な特産品を手頃な価格で購入できる点も、生活コストを抑える大きな要因です。
さらに、体育館や図書館、郷土資料館、プール、グラウンド、パークゴルフ場といったさまざまな公共施設が、町民に無料で開放されているのも大きな魅力です。
このように経済的な負担が少なく、自然に囲まれた心豊かな暮らしを実現できる厚沢部町は、移住を検討している方にとって非常に魅力的な選択肢といえるでしょう。

▲「Kids First Action Assabu」ウェブサイト
画像引用:厚沢部子育て支援ポータルサイト
移住を力強く後押し!直接給付される経済的メリット
厚沢部町は、移住者の新たな生活を経済的に支援するため、直接現金が給付される制度を複数用意しています。

画像引用:厚沢部町について | 移住・定住&観光情報 総合サイト あっさぶ
東京圏からの移住で、新生活をしっかりサポート
厚沢部町では、東京23区内の企業に通勤していた方が町に移住し、一定の条件を満たす場合、「移住支援金」が支給されます。支給額は最大100万円で、移住にかかる住居費や生活費の負担を大きく軽減することができます。
- 移住支援金
- 対象:東京23区内に在住または通勤していた方で、厚沢部町に移住した方
- 支給額:最大100万円
- 支援内容:住居費や生活費の負担を軽減
こうした支援制度により、厚沢部町での新生活は経済面からも力強くサポートされます。自然豊かな環境で、安心して移住を検討できることも大きな魅力です。
住宅建築に関する手厚い助成制度「持家建設促進奨励金」
厚沢部町では、移住者が理想の住まいを手に入れるための住宅建築助成制度も充実しています。
支給内容:
- 住宅新築助成金:100万円
- 町内業者施工の場合:商工会商品券100万円相当を追加交付
- 特定世帯構成への加算:
- 高齢者(65歳以上)と同居:30万円
- 子どもと同居:子ども1人30万円、2人以上50万円
住宅取得にかかる費用を大きく抑えられるため、厚沢部町でのマイホーム実現がぐっと身近になります。
これらの助成は、住宅取得の費用を大幅に軽減し、厚沢部町でのマイホーム実現を現実的なものにするでしょう。
結婚・出産・定住を応援する祝金と奨励金
厚沢部町では、若い世代の定住を後押しするために、結婚・出産・定住に対する祝金や奨励金を用意しています。
支給内容:
- 結婚祝金:町内に住所を有する夫婦に 10万円
- 誕生祝金:町内に住所を有する方の出産につき 1人1回50万円
- 定住促進奨励金:
- Uターン者・新規転入者で5年間継続居住した方に支給
- 家族帯同者 10万円 / 単身者 5万円
これらの支援により、若い世代が安心して厚沢部町に根を下ろし、長く暮らせる環境が整っています。
子育て世代を徹底支援!厚沢部町の充実したサポート体制
厚沢部町は「Kids First Action Assabu」を掲げ、「こどもが主役の子育て」を目指しています。
子育て世代が安心して子どもを育てられる環境を提供するため、経済的負担を軽減する様々な支援制度を充実させています。

画像引用:厚沢部子育て支援ポータルサイト
医療費・保育料・給食費の完全無償化で家計にゆとり
厚沢部町が子育て世代にとって特に魅力的なのは、子育てにかかる費用を手厚く支援していることです。
まず、高校卒業(18歳に達する日以後の最初の3月31日)までの子どもの医療費は無償化されており、急な病気やけがの際にも、医療費の心配なく適切な治療を受けさせられます。
さらに、ひとり親家庭の子どもには、20歳に達する月の末日まで医療費助成があり、幅広い家庭のニーズに対応しています。
保育や教育面の負担軽減も充実しており、町内の認定こども園「はぜる」では、全年齢で給食費も含めて保育料が完全無償化されており、共働き家庭も安心して子どもを預けられます。
小中学校の給食費も無償化され、日々の食費負担を軽減し、さらに中学生の修学旅行費も無償化されるため、教育費の負担も大きく抑えられます。
このような直接的な経済支援により、子育て家庭の家計には大きなゆとりが生まれ、安心して子どもを育てられる環境が整っています。

画像引用:みんなで『は・ぜ・る』に挑戦!! - 認定こども園はぜる
未来を育む教育環境
経済的なメリットだけでなく、厚沢部町は子どもたちの教育環境も手厚くサポートしています。町内の中高生を対象とした公営塾が開校されており、学習意欲をサポートしています。
小中一貫・義務教育学校の開校を令和10年4月に目指しており、1〜9年生が同じ学校で学び、異学年間の交流を通じて社会性を育む、新しい学びの場を創出します。
全世代が安心して暮らせるまちの支援:福祉と暮らしのサービス
厚沢部町は、高齢者や障がいを持つ方々を含め、すべての町民が安心して質の高い医療と福祉サービスを受けられるよう、様々な支援策を講じています。

画像引用:厚別東地区福祉のまち推進センターの活動
高齢者・障がい者への移動・生活支援
厚沢部町では、高齢者の社会参加を支援するため、公共交通機関の割引や福祉サービスの利用料補助を行っています。
- 高齢者向け:
- 公共交通機関の割引・福祉サービス利用料補助
- 運転免許証返納者に公共交通利用券を支給し、外出機会をサポート
- 障がい者向け:
- 重度心身障がい者:タクシー初乗り料金補助、介護用品購入費9割補助
- 身体障がい者:自動車改造費最大10万円補助、日常生活用具購入費9割補助
- 移動入浴車を自宅に派遣し、入浴を支援
また、高齢世帯等除排雪支援事業なども実施されており、雪深い北海道の冬も安心して過ごせるでしょう。
また、町民の健康維持のため、風しん予防接種費用の一部補助も行われています。
このような制度により、交通や生活面での不安を減らし、日常の外出や社会参加を後押しすることで、安心して暮らせる環境を実現しています。
日々の暮らしを豊かにするサポートと就農支援
厚沢部町では、新たな挑戦に踏み出せるよう、生活・健康・農業分野での支援制度を幅広く用意しています。
- 農業支援(新規就農者向け):
- 後継就農者奨励金:50万円
- 新規就農者奨励金:100万円
- 農業修学生補助金:30万円
- 農用地の賃借料補助、固定資産税相当額の交付
- 農業共済掛金助成
農業を志す方に、経済面から力強くサポートします。

画像引用:移住・定住をお考えの方へ
よくある質問
Q. 移住に関する相談窓口や情報提供の方法を教えてください。
移住に関するご相談は、平日8時30分から17時15分まで、「素敵な過疎づくり株式会社」がワンストップ窓口として対応しています。
お問い合わせは電話(0139-64-2022)で受け付けており、移住に役立つ各種パンフレットの配布や、移住フェアへの参加も行っています。
また、実際の暮らしを体験できる「ちょっと暮らし」や「保育園留学」といった移住体験プログラムも用意されており、厚沢部町での生活を身近に感じながら検討することが可能です。
まとめ:厚沢部町で、あなたらしい豊かな人生を
北海道厚沢部町は、豊かな自然に囲まれた、穏やかで暮らしやすいまちです。
気候は過ごしやすく、生活費も首都圏の約半分と、経済的な負担を抑えられることが大きな魅力です。自然と調和した穏やかな日々を送りたい方にとって、厚沢部町はまさに理想の移住先といえるでしょう。
安心できる暮らしと、自分らしい豊かさを大切にできるこの町で、新たな一歩を踏み出してみませんか。
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