【富山県朝日町】移住でかなえる理想の暮らし!気になる「お金」の支援とメリットを徹底解説

「雄大な自然のそばで、でも不便すぎない場所で暮らしたい」そんな理想をかなえてくれるのが、富山県の東端に位置する朝日町です。
海抜0メートルのヒスイ海岸から、3,000メートル級の北アルプスまでが織りなすダイナミックな景観を日常にしながら、生活に必要な機能がコンパクトにまとまった「適疎(てきそ)」な暮らしを実現できます。
この記事では、朝日町の充実した経済的サポートについてご紹介します。
お話を聞いた方
萩原 佑太さん 朝日町住民・子ども課
Content目次
暮らしに寄り添う大自然
朝日町の魅力は、やはり雄大で美しい自然です。この自然は、ただ厳しいだけではなく、人々の暮らしに彩りと豊かさをもたらしてくれます。
朝日町では、家の窓からも、通勤の道すがらでも、ふと顔を上げれば北アルプスの雄大な山々が目に入ります。また、少し車を走らせれば、美しいヒスイ海岸にも出会えます。
特に春には、残雪の北アルプスを背景に、桜並木、チューリップ、菜の花が一斉に咲き誇る「春の四重奏」と呼ばれる絶景が現れ、多くの人々を魅了します。
海から山までの距離が近い朝日町だからこそ味わえる、贅沢な日常です。

町内には、スーパーやドラッグストア、公立の総合病院などが揃っており、生活に必要なものはほとんど町内で手に入ります。
交通アクセスも良好で、国道8号線や北陸自動車道の朝日インターチェンジ、あいの風とやま鉄道の駅があり、北陸新幹線の最寄り駅である黒部宇奈月温泉駅までは車で約15分、東京へも約2時間半でアクセス可能です。
自然の恵みと都市の利便性を両立できる、まさに「適度な田舎」。それが朝日町の「適疎(てきそ)」な暮らしです。

画像引用:朝日町への交通 - 朝日町ホームページ
住まいの夢を叶える手厚い経済支援
移住の大きな課題の一つは「住まい」です。
朝日町では、移住者のマイホーム取得を力強く支援するため、住宅取得支援制度「定住サポート事業」を実施しています。
さらに、東京23区在住者や23区への通勤者には移住支援金も用意されており、移住のハードルを大きく下げることができます。
新築・中古住宅の購入を強力にサポート
町内に新たに住宅を新築したり、中古住宅を購入したりする方に対して、手厚い補助金を交付します。
特に移住世帯や子育て世帯には補助額が加算され、経済的な負担を大幅に軽減します。
新築・建替え・増築の場合:
- 基本額:取得費の10%(上限)
- 一般世帯:20万円
- 近居世帯:70万円
- 転入・同居世帯:120万円
- 土地取得費:取得費の10%(上限50万円)
- 指定分譲地なら+75万円
- 加算(取得費200万円以上の場合、最大+100万円)
- 若年者加算:+25万円(取得者または配偶者が18〜39歳)
- 子育て加算:+25万円/18歳未満の子1人あたり
- 新婚加算:+50万円(婚姻届から契約日まで5年以内)
中古住宅の購入の場合:
- 基本額:購入費+リフォーム費の10%(上限)
- 一般世帯:20万円
- 近居世帯:70万円
- 転入・同居世帯:120万円
- 土地を同時取得した場合:土地取得費の10%(上限50万円)指定分譲地なら+75万円
- 加算(取得費200万円以上の場合、最大+100万円)
- 若年者加算:+25万円
- 子育て加算:+25万円/人
- 新婚加算:+50万円
※リフォーム費を含めるには、購入後6か月以内に町内業者と契約必須
東京23区在住・通勤者への移住支援金
東京23区在住者や23区への通勤者には、移住支援金も用意されており、移住のハードルを大きく下げることができます。
支給額:
- 世帯で移住:最大100万円
- 単身で移住:最大60万円
- 18歳未満の子を帯同:1人につき最大100万円を加算
移住条件:
- 転入前10年間で通算5年以上、東京23区在住または23区通勤者
- 転入直前は連続1年以上、同条件を満たす
- 転入後1年以内に申請、5年以上定住する意思があること
- 暴力団関係なし、町税滞納なし、日本人または永住等の在留資格あり

リフォームや空き家活用も幅広く応援
朝日町では中古住宅のリフォームや、町が運営する「空き家バンク」に登録された物件の購入・リフォームにも、補助制度が適用されます。
リフォーム補助は最大50万円となっており、自分たちのライフスタイルに合わせた住まいづくりを実現できます。
まずは「お試し移住体験施設」で朝日町の暮らしを体験してみるのもおすすめです。

画像引用:朝日町ホームページ
「子育て支援日本一」へ!朝日町の経済的サポート
朝日町が今、最も力を入れているのが子育て支援です。
経済的な負担を理由に、子どもを持つことをためらったり、理想の子育てを諦めたりすることがないよう、全国に誇る独自の支援策を次々と打ち出しています。

画像引用:朝日町子育て応援サイト
全国でも珍しい!月最大6万円の「在宅保育支援金」
朝日町のユニークな制度の中で特に注目したいのが「子育て応援在宅保育支援金」です。
この制度は、お子さんを保育所などに預けず、ご家庭で子育てを行う保護者に対して、月額最大6万円(※)を支給します。
「子どもが小さいうちは、できるだけ自分の手で育てたい」というご家庭の想いに寄り添い、その選択を経済的に支える制度です。
まさに「子育て支援日本一」を目指す朝日町ならではの手厚い取り組みといえます。
※支給額はお子さんの年齢により異なります。

画像引用:朝日町ホームページ
医療費・給食費が無料!日々の負担を徹底的に軽減
子育て期間中、家計に継続的にのしかかるのが医療費と給食費です。
朝日町では、この二つの負担をゼロにすることで、子育て世帯を力強くサポートします。
- 高校生まで医療費が無料: 0歳から18歳(高校卒業)までのお子さんが病院にかかった際の、保険診療にかかる医療費の自己負担額が無料です。
- 小中学校の給食費が9年間無料: 町内の全ての小中学生を対象に、9年間の学校給食費を町が全額負担します。
- 保育所の副食費も無償化:3歳以上の子どもを対象に、副食費(おかず・おやつ代)を町独自で無償化しています。
これらの支援は、日々の暮らしの中でその効果を実感しやすく、子育て世帯にとって非常に大きな安心材料となるはずです。
新しい仕事と暮らしを応援する支援金
住まいや子育てだけでなく、朝日町での新しいキャリアをスタートする方へのサポートも忘れていません。
町内での就職を促進し、地域産業の担い手を応援するための支援制度があります。
新しい土地で働くあなたに、奨励金で生活基盤をプラス
朝日町へ移住し、町内の事業所に新たに就職した方に対して、奨励金を交付する制度です。
新しい環境での仕事と暮らしの基盤づくりを応援します。
支給額(就業者):
- 町内正規雇用者:10万円
- 29歳以下の町内正規雇用者:20万円
- 町外から6か月以内に転入+正規雇用:60万円
- 町外から6か月以内に転入+29歳以下の正規雇用者:80万円(最大)
- 非正規→正規に採用した事業者:5万円
新しい土地での暮らしは、仕事と生活基盤を整えることが大切です。
朝日町の「雇用創出奨励金」があれば、就職と同時に生活のスタートをしっかりサポートでき、移住後も安心して新しい環境での暮らしと仕事を始められます。
農業への新たな挑戦もサポート
豊かな自然環境を活かした農業も、朝日町の重要な産業です。
新たに農業を始めたいという方のために、国や県の制度と連携しながら、研修期間中の支援や就農後の経営安定に向けたサポートを行っています。
自然と共に働くというライフスタイルに興味がある方は、ぜひ一度ご相談ください。

画像引用:朝日町公式note
よくある質問
Q. どのような人に移住してきてほしいですか?
朝日町では、子育て世帯の方々はもちろん、この町の豊かな自然や文化を愛し、地域と共に歩んでくださる、幅広い層の方々を歓迎しています。
海や山でのアクティビティが好きな方、静かな環境で創作活動に打ち込みたい方、新しい農業に挑戦したい方など、多様な方々にとって魅力的な場所であると信じています。
Q. 地域に溶け込めるかどうか気になります。
朝日町には、かつて北陸道の宿場町として栄えた歴史があり、外から訪れる人々を温かく迎え入れる「共助」の文化が今も息づいています。
実際に移住された方からも「地域の人たちが親切で、すぐに馴染むことができた」という声が多く寄せられています。
排他的な雰囲気はなく、移住者も安心して地域に溶け込める環境が整っています。
まとめ:富山県朝日町でかなえる、自然と安心の子育て移住
富山県朝日町は、美しい風景と生活の利便性が両立する「適疎」の町です。
ここでは「子育て支援日本一」を本気で目指し、移住を考える方々、特に子育て世帯を経済面から力強く支える、全国でもトップクラスの支援制度を整えています。
この記事を読んで、朝日町での暮らしに少しでも心が動いた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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