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【北海道八雲町】海と山に囲まれた八雲町でかなえる、安心の就農ライフと暮らしの支援

北海道八雲町

北海道の南、道南地域に広がる八雲町。

太平洋と日本海、二つの海をもつ日本で唯一のまちには、四季折々の自然の恵みと、暮らしを支える都市機能が心地よく溶け合っています。

ここでは、そんな八雲町で受けられる就職・就農・子育ての充実した経済支援をわかりやすくご紹介します。

小池 雅之さん 政策推進課企画係

Content目次

二つの海と都市機能が共存する「ちょうどいい」暮らし

便利な暮らしと豊かな自然、その両方を満喫できるのが八雲町の大きな特徴です。八雲町は、噴火湾(太平洋)と日本海、二つの海に面するという、日本で唯一の地理的特徴を持っています。

太平洋側ではホタテや秋鮭、日本海側ではアワビなど、四季を通じて新鮮な海の幸に恵まれています。

サケが遡上する川や、天然記念物のオジロワシ・オオワシを間近に観察できる場所もあり、日々の暮らしの中で北海道の雄大な自然を肌で感じることができるでしょう。

八雲町のオジロワシ

画像引用:八雲町ホームページ

豊かな自然を感じられる一方、市街地に大型スーパーやホームセンター、家電量販店などが揃い、車で5分圏内で日々の買い物を済ませることができます。

道南北部地域における中心的なまちとして、総合病院などの医療機関も整備されており、生活に必要な機能がコンパクトにまとまっています。

町内にない商業施設や専門的な医療が必要な場合でも、中核都市である函館市まで車で約1時間半でアクセスできます。休日のショッピングやお出かけにも便利な立地です。

また、北海道内では南部に位置するため、比較的雪の影響が少ないのも特徴です。

北海道への移住を考える上で、気候や雪の問題が気になる方にとっても、暮らしやすい地域といえるでしょう。

八雲町のマップ

画像引用:八雲町ホームページ

就職・住宅・就農まで幅広く支援!八雲町の移住サポート制度

八雲町では移住者のステージに合わせた多様な支援策を用意しています。

ここでは、就職・住宅・就農に関する具体的な支援金・補助金を見ていきましょう。

町内就職で最大50万円!

八雲町へ移住し、町内の事業所に正規雇用された方を対象に、2年間で合計50万円の奨励金を交付する制度です。

U・Iターン就職奨励金:

  • 支給内容:
    • 1年目: 30万円(現金)
    • 2年目: 20万円(やくも商品券)
  • 対象者: 町外から転入後1年以内に、町内の事業所に正規雇用として就職した方など(諸条件あり)

 

空き家改修費を支援!3年以上の居住をサポート

八雲町空き家等対策支援補助金:町内の空き家を取得し、3年以上居住するために改修工事を行う方を対象に、改修費用の一部を補助する制度です。

この補助金を活用することで、空き家の再生と定住促進を支援しています。

  • 補助金額: 改修工事に要する費用の2分の1以内(上限100万円)
  • 対象住宅: 取得後1年以内の空き家など

 

一次産業への挑戦を応援する手厚いサポート

農業や漁業が盛んな八雲町では、新たに一次産業の担い手となる方を全力でバックアップします。

  • 新規就農支援資金: 町内で新たに農業を始める方を対象に、営農に必要な資金を最大500万円融資します。借り入れ後に10年間営農を継続することで、返済が全額免除されるという制度です。
  • 新規就農者への家賃助成: 町外から移住し、1年以上の農業研修を受ける方を対象に、家賃の一部を助成します。研修期間中の経済的な負担を軽減し、技術の習得に集中できる環境を整えます。
    • 助成内容: 家賃の2分の1以内(上限月額25,000円)を最大3年間

 

子育て世帯に手厚い!八雲町の経済的サポート

八雲町は、未来を担う子どもたちが健やかに成長できる環境づくりに特に力を入れています。

高校卒業まで医療費が無料!子育て家庭の安心を支える制度

子育ての中で何かと必要になる医療費。八雲町では、満18歳に達する年度末(高校卒業年度末)まで、お子さんの医療費(保険診療分)の自己負担額を全額助成しています。

育ち盛りのお子さんがいるご家庭でも、急な病気や怪我の際に、経済的な心配をすることなく安心して医療機関にかかることができます。

保育料の負担軽減と学校給食費の無償化

日々の家計に直結する保育料や給食費についても、八雲町は独自の支援を行っています。

  • 保育料の軽減: 認可保育所や認定こども園の利用者負担金(保育料)を、国が定める基準額から一律で約3割減額しています。さらに、満3歳以降の保育料については上限額を撤廃するなど、手厚い支援を実施しています。
  • 学校給食費の無償化: 町内の小中学生を対象に、学校給食費を無償化しています。毎日のことだからこそ、その経済的なメリットは非常に大きなものになります。

 

高齢者も安心、全世代に寄り添う暮らしの支援

八雲町は子育て世代だけでなく、高齢の方々が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるためのサポートも大切にしています。

八雲町の暮らし

画像引用:八雲町ホームページ

冬の暮らしを支える除雪費助成と福祉手当

雪国での暮らしで心配なのが冬の対策です。八雲町では、高齢の方の負担を軽減するための支援を行っています。

  • 高齢者等除雪費助成事業: 65歳以上の高齢者などを対象に、町が指定する除雪実施事業者による玄関から道路までの除雪に対して、1回あたりの除雪費用 1,600円のうち、2分の1 を助成します。
  • 冬期福祉手当: 75歳以上の高齢者のみの世帯を対象に、冬期間の暮らしを支えるため、年間10,000円を給付します。

 

日々の暮らしを豊かにする入浴料・タクシー助成

日々の暮らしの中での楽しみや、移動の利便性を高める支援も行っています。

  • 入浴料助成事業: 65歳以上の方を対象に、町内の入浴施設で利用できる助成券(年額4,800円分)を交付します。
  • 福祉タクシー助成事業: 75歳以上の方などを対象に、タクシー利用券(年額12,000円分)を交付し、通院やお出かけをサポートします。

 

移住後の暮らしを彩る豊かな自然と文化

八雲町には、恵まれた自然環境を活かしたアクティビティや、地域に根ざした伝統的なイベントがあり、暮らしに彩りを添えてくれます。

八雲町の農業

画像引用:八雲町ホームページ

夏は「オートリゾート八雲」や「熊石青少年旅行村」でキャンプやアウトドアを満喫できます。冬には町営スキー場で気軽にウィンタースポーツを楽しめるのも魅力です。

また、町内には多数の温泉があり、気軽に温泉めぐりができます。

道立公園「噴火湾パノラマパーク」から望む雄大な景色や、隣接する白樺並木の美しい風景も、日々の疲れを癒してくれるでしょう。

噴火湾パノラマパーク

画像引用:八雲町ホームページ

毎年夏に開催される「八雲山車行列」は、北海道三大あんどん祭りのひとつに数えられます。30台ほどのきらびやかな山車が町を練り歩く様子は圧巻で、地域の一体感を感じられるイベントです。

見るだけでなく、担い手として参加することもでき、地域住民との交流を深める絶好の機会となるはずです。

八雲山車行列

よくある質問

Q. どのような人に移住してきてほしいですか?

八雲町は、酪農・農業・漁業といった一次産業が盛んなまちです。

新規就農者に向けた手厚い支援制度も整っており、これらの分野に挑戦したいという意欲ある方を歓迎しています。

また、豊かな自然環境の中で、自分らしいライフスタイルを大切にしたい方にも、八雲町は最適な場所だと考えています。

 

Q. 移住に関する相談はどこでできますか?

移住に関するご相談は、八雲町役場の政策推進課で承っています。

町のホームページでも情報を発信していますが、具体的な制度の内容や暮らしに関する疑問など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。オンラインでも確認可能です。

まとめ:理想の暮らしを北海道八雲町で始めよう

太平洋と日本海、二つの海に面した日本で唯一のまち、北海道八雲町。
ここは、豊かな自然環境と生活の利便性が絶妙に調和した、まさに「ちょうどいい田舎」です。

雄大な海と緑あふれる山々に囲まれた環境の中で、自然を身近に感じながらも、日常生活に必要な施設やサービスが整っているため、快適な暮らしが実現できます。

あなたもこの特別な場所で、自分らしい理想の暮らしを始めてみませんか。

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