【茨城県取手市】「ほどよい暮らし」が手に入る取手市への移住とお金のリアル

「ほどよい暮らし」がかなう、茨城県取手市。
都心までおよそ40分でアクセスでき、住居費は都内に比べて抑えられ、同じ予算で広く快適な住まいが手に入ります。
さらに、子育て支援や住宅補助など、生活を支える制度も充実しており、新しい生活を安心して始められる環境が整っています。
本記事では、取手市で利用できる具体的な支援制度や、日々の暮らしの魅力について詳しくご紹介します。
お話を聞いた方
作田 友貴さん 政策推進課
Content目次
都心へのアクセスと「無理しない」暮らしの両立
取手市は、「交通の利便性」と「住環境」の良さを満たしているのが大きな魅力です。
取手市の中心にある「JR取手駅」は、常磐線の始発駅。朝の通勤・通学でも座って快適に移動でき、上野駅まで最短33分、東京駅へも最短40分と、都心の主要エリアへ1時間以内でアクセス可能です。
さらに常磐線各駅停車は東京メトロ千代田線に直通し、大手町や霞ヶ関などのビジネス街へも乗り換えなしで行けます。
この快適なアクセス環境こそ、多くの子育て世帯や都心勤務者が取手市を選ぶ大きな理由です。

画像引用:楽々通勤が絶妙!
都内から移住した人からは「これまでの生活スタイルを変えずに暮らせる」と好評です。
市内にはスーパーマーケットやドラッグストアがそろい、日用品の買い物に困ることはありません。車があれば大型ショッピングモールにも気軽に出かけられます。
さらに、住居費は都心に比べて大幅に抑えられ、同じ予算でもより広く快適な住まいを選べるのが、取手市移住ならではの大きな魅力です。

画像引用:とりで生活費かんたんシミュレーション
住まいに関する支援制度が充実!
移住にともなって最初に課題になるのは、もちろん住居の問題です。
取手市では、住まいを整えて安心して暮らしを始められる制度を用意しています。
新婚・若者世帯必見!「結婚新生活支援」
結婚を機に取手市で新生活を始める人を対象とした「取手市結婚新生活支援事業」は、新居の購入費用や家賃、引越費用といった新生活の初期費用を補助する制度です。
取手市結婚新生活支援事業:
- 対象者:
- 令和7年1月1日以降に婚姻届を提出し、受理された夫婦
- 夫婦の住民票が取手市にあること
- 婚姻日時点の年齢が夫婦ともに39歳以下であること
- 前年の夫婦の合計所得が600万円未満であること
- 夫婦ともに市税の滞納がないこと
特に所得要件については500万円未満から600万円未満へと拡充され、より多くの世帯が利用しやすくなりました。
- 具体的な補助額と対象経費:
- 補助額は、夫婦の年齢と所得によって段階的に設定されています。
- 補助上限額:
- 夫婦ともに婚姻日時点で29歳以下の場合:最大60万円
- 夫婦ともに婚姻日時点で39歳以下の場合:最大30万円
(※所得額に応じて補助額は変動します)
このような制度によって、新生活にかかる住宅購入やリフォーム、賃貸費用から引越費用まで幅広くカバーでき、若い世帯が安心して取手市で新しい暮らしを始められる環境が整っています。

画像引用:取手市結婚新生活支援事業
マイホームの夢を後押し!最大50万円の「住宅取得補助」
取手市では、定住人口の増加と魅力的な住環境の整備を目的に、住宅取得やリノベーションを支援する 「とりで住ま入る(スマイル)支援プラン」 を実施しています。
この制度は、主に 2つの補助金 から構成されています。
住宅取得補助金:
- 対象:市内で新築住宅を取得する方
- 補助額:住宅ローンの3%(上限30万円)
- 加算条件を満たす場合:最大50万円まで補助
住宅リノベーション補助金:
- 対象:
- 中古住宅の購入に伴う改修・増築
- 家族が増える際の改修・増築
- 補助額:リノベーション費用の10%(上限30万円)
- 加算条件を満たす場合:最大45万円まで補助
加算条件(一例):
条件を満たすと、補助額がさらに増額されます。
- 子育て世帯加算:満15歳以下の子どもがいる世帯 → 5万円加算
- 市内就業者加算:申請者が市内に勤務している場合 → 5万円加算
- 居住誘導区域内加算:市指定の区域内で住宅を取得する場合 → 10万円加算
- 市内施工業者加算:市内の業者がリノベーション工事を請け負う場合 → 5万円加算
これらの条件を組み合わせることで、より手厚い支援を受けることが可能です。
子育て世帯に手厚い、経済的・精神的サポート体制
取手市では、子育て世帯が安心して出産・子育てができるよう、経済面と心の両面から支援しています。

画像引用:とりで暮らしインタビュー
所得制限なし!市独自の「医療費助成」で家計を守る
茨城県の医療福祉費支給制度(マル福)は、子どもの医療費自己負担分を助成していますが、所得制限があります。
取手市では、この所得制限を撤廃し、対象外となる世帯にも 「ぬくもり支援事業」 として同様の助成を実施しています。
これにより、保護者の所得に関わらず、高校生相当年齢(18歳になった後の最初の3月31日まで)のお子さんの医療費が助成されます。外来の場合、1つの医療機関につき1日600円、月2回までが自己負担の上限となり、調剤薬局での自己負担はありません。
孤立しない子育てを。市内5ヶ所の子育て支援センター
「育児の悩みを相談できる相手がいない」「子どもが他の子と触れ合う機会が少ない」。
そんな不安を解消するため、市内には5ヶ所の子育て支援センターが設置されています。
育児相談はもちろん、親子で楽しめるイベントも開催しており、移住してきたばかりの方でも、すぐに地域とのつながりや友人をつくるきっかけを見つけることができます。

画像引用:取手市/地域子育て支援センター
「お金」だけじゃない、取手暮らしの魅力
経済的な支援制度は、移住を決めるうえで欠かせないポイントです。しかし、それと同じくらい大切なのは、移住後の毎日が豊かで、「心から満足できる暮らし」であること。
取手市には、日常を彩る魅力的な環境と、新たに訪れる人々を温かく迎え入れる風土が息づいています。
桜の名所から全天候型の遊び場まで——家族で楽しむ休日
取手市には、市民の憩いの場となる公園が数多くあります。
春には美しい桜が咲き誇る北浦川緑地公園や、大型の遊具があるとがしら公園(取手戸頭公園)は、家族でのお出かけにぴったりのスポットです。
こうした身近な公園の存在は、子育て世帯にとっても嬉しいポイントです。

画像引用:とりでを楽しむ
新しい住民も温かく迎える、開放的なコミュニティ
取手市は、古くから宿場町として栄え、多くの人が行き交うまちでした。その歴史的背景もあってか、新しい人々を受け入れる開放的な雰囲気があります。
都心からの移住者も多く、「移住者だからといって壁を感じることはない」という声が聞かれるように、地域に溶け込みやすい環境です。
過度な干渉はなく、ほどよい距離感でご近所付き合いができるのも、都市部からの移住者にとっては心地よいかもしれません。
よくある質問
Q. 移住の相談はどこでできますか?
取手市役所の政策推進課に、移住相談窓口を設けています。
対面だけでなく、オンラインやお電話での相談も可能です。平日の時間外や土日祝日を希望する場合は、事前に相談が必要です。
まとめ:取手市で、あなたらしい豊かな人生を
充実した支援制度と暮らしやすい環境がそろう取手市。
都心まで約40分の快適アクセス、手頃な住居費、子育て・住宅支援の充実により、移住者も安心して新生活を始められるまちです。
あなたとご家族の理想の暮らしを、ここ取手市で実現してみませんか。
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