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都心へ1時間、歴史と自然が彩る茨城県古河市の暮らし

茨城県古河市

都心まで約1時間とアクセス良好な茨城県古河市。豊かな自然と歴史的な街並みが調和し、日々の暮らしに彩りと安らぎを与えてくれます。

本記事では、古河市の移住支援制度や、そこでの暮らしの魅力についてご紹介します。

倉持 太輔さん 企画政策部 シティプロモーション課

Content目次

東京圏からの移住で最大100万円!「わくわく茨城生活実現事業」

東京圏から古河市への移住を検討している方には、「わくわく茨城生活実現事業」という移住支援金制度があります。

一定の条件を満たすことで受給できる支援金であり、移住に伴う経済的負担を大幅に軽減することができます。

支援金の対象者となる条件

支援金を受け取るためには、​移住元・移住先・就業(または起業)に関するいくつかの要件​を満たす必要があります。主な条件は以下の通りです。

  • 移住元の要件
    • 古河市に転入する前10年間のうち通算5年以上、東京23区内に在住、または東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し東京23区内へ通勤していたこと。
    • 古河市に転入する直前に、連続して1年以上、東京23区内に在住、または東京圏のうちの条件不利地域以外の地域に在住し東京23区内へ通勤していたこと。
  • 移住先の要件
    • 申請日において古河市に転入後1年以内であること。
    • 申請日から5年以上継続して古河市に居住する意思があること。
  • 就業・起業の要件
    • 就業の場合
      • 勤務地が東京圏以外の地域又は東京圏内の条件不利地域に所在すること。
      • 就業先が、都道府県が移住支援金の対象としてマッチングサイトに掲載している求人であること。
      • 就業者にとって3親等以内の親族が代表者、取締役等の経営を担う職務を務めている法人への就業でないこと。
      • 週20時間以上の無期雇用契約に基づいて就業し、申請日において連続して3ヶ月以上在職していること。
      • 求人への応募日が、当該求人がマッチングサイトに掲載された日以降であること。
      • 申請日から5年以上継続して、当該就業先に勤務する意思があること。
      • 転勤、出向、出張、研修等による勤務地の変更ではなく、新規の雇用であること。
    • 就業(専門人材)の場合
      • 勤務地が東京圏以外の地域又は東京圏内の条件不利地域に所在すること。
      • 週20時間以上の無期雇用契約に基づいて就業し、申請時において連続して3ヶ月以上在職していること。
      • 当該就業先において、移住支援金の申請日から5年以上、継続して勤務する意思があること。
      • 転勤、出向、出張、研修などによる勤務地の変更ではなく、新規の雇用であること。
      • 目的達成後の解散を前提とした個別プロジェクトへの参加など、離職することが前提でないこと

支援金の額は、世帯の状況によって異なります。具体的な金額は以下の通りです。

  • 単身の場合:最大60万円
  • 世帯の場合:100万円

さらに、世帯での移住において条件に合致した場合、18歳未満の世帯員1人につき30万円が加算されます。

(例)​ご夫婦と18歳未満のお子様2人の計4人家族で移住する場合

  • 基本支援金:100万円
  • 子ども加算:30万円 × 2人 = 60万円
  • ​合計支援金額:160万円

これらの条件は一例であり、詳細な規定が定められています。ご自身が対象になるか、申請を検討する際は必ず古河市の公式ホームページで最新の情報を確認してください。

マイホームの夢を応援!住宅取得に関する手厚いサポート

古河市では、​若い世代や子育て中のご家庭が安心して住宅を取得できるよう​、「若者・子育て世帯まちなか住宅取得奨励金」を交付しています。

この制度は、市の定める「居住誘導区域内」で新たに住宅やマンションを取得する世帯を対象としたものです。

<主な対象者>

  • 申請日において、本人またはその配偶者が39歳以下である世帯
  • 申請日において、15歳以下の子どもを養育している世帯

これらの世帯が​対象区域に住宅を取得し、3年以上定住する意思がある場合​、​基本額として10万円の奨励金​が交付されます。

茨城県古河市 「若者・子育て世帯まちなか住宅取得奨励金」

画像引用:古河市公式ホームページ

この奨励金制度の大きな特徴は、世帯の状況に応じて様々な加算が用意されている点です。

  • こがでくらすと加算
    • 市内に5年以上10年未満居住している場合:10万円加算
    • 市内に10年以上連続して居住している場合:20万円加算

<以下はいずれか1つのみ適用可能>

  • 子育て加算
    • 15歳以下の子ども1人につき5万円加算(上限20万円)
  • 市内業者施工加算
    • 市内の業者が新築した住宅を取得した場合などに上限5万円
  • 2世帯同居加算
    • 親世帯と同居または隣接地で近居する場合に5万円加算
  • 保留地加算
    • 市と直接売買契約を締結して保留地を取得した場合に5万円加算

これらの加算を組み合わせることで、最大で50万円の奨励金を受け取ることも可能です。

医療費助成が充実!古河市で実現する安心の子育て環境

古河市は、医療費の助成をはじめとする子育て支援に力を入れています。

高校3年生まで対象!医療費助成制度(マル福・マル古)

古河市では、子どもの医療費助成制度が充実しています。

健康保険に加入しているお子様が、病気やけがで医療機関を受診した際の保険診療分の自己負担額について、助成を行う制度です。所得制限なく、すべてのお子様が対象です。

  • 対象年齢:0歳から18歳に達する年度末(高校3年生相当)まで
  • 助成内容:入院・外来ともに医療費の自己負担分の一部または全額を助成します。
    • ※0歳から中学3年生までは、市独自の制度として無料化事業を実施しており、窓口負担分を後日返金します。

妊産婦にも寄り添う支援

古河市では、妊産婦が医療機関を受診した際の自己負担分を助成する制度も設けられており、経済的な負担を軽減しています。

  • 対象期間:母子手帳または受給者証の申請をした月から出産日の翌月末まで

※妊娠に関する疾病以外も対象になります。

こうした​きめ細かなサポート体制​は、古河市が​子育てしやすい街として選ばれる理由の一つ​となっています。

移住後の暮らしはどう変わる?首都圏と比較する生活コスト

都心へのアクセスが良い古河市ですが、生活コストは首都圏と比べて大きく抑えることが可能です。

手頃な家賃と土地価格

古河市の大きな魅力の一つが、​住居費の安さ​です。

首都圏と比較すると、​家賃や土地の価格が手頃​なため、​同じ予算でも、より広く快適な住まいを選ぶことができます​。

また、​通勤・通学が可能な距離にありながら住居費を抑えられる点​は、日々の暮らしにおいて​家計への大きなメリット​となるでしょう。

車社会に嬉しい駐車場事情

首都圏では高額になりがちな​駐車場代​も、古河市では​無料または非常に安価​であることがほとんどです。

そのため、​車を複数台所有することも珍しくなく​、週末のまとめ買いや家族でのドライブなど、​車を中心とした快適な生活スタイル​を実現できます。

このように、​日々の固定費を抑えられる点​も、古河市で暮らす大きな魅力の一つです。

豊かな自然と歴史が息づく街、古河の魅力

古河市の魅力は、経済的な支援制度だけにとどまりません。日々の暮らしそのものも、心豊かに過ごせる要素がたくさん詰まっています。

都会の喧騒から少し離れ、​穏やかで落ち着いた日常を送りたい方にとって、古河市はまさに理想的な環境​といえるでしょう。

家族で楽しめる広大な公園

市内には、子どもから大人まで楽しめる大規模な公園が点在しています。

  • サンワ設計ネーブルパーク
    アスレチックやポニー牧場、キャンプやバーベキュー場、さらには日帰り入浴が楽しめる施設まで揃う、一日中遊べる公園です。家族や友人と、アクティブな休日を過ごすのに最適です。
  • 古河公方公園(古河総合公園)
    春には約1,500本もの桃の花が咲き誇り、「古河桃まつり」の会場としても有名です。広大な園内は散策やピクニックにぴったりで、四季折々の自然の美しさを感じられます。

茨城県古河市 古河公方公園

画像引用:こがナビ

歴史と文化に触れる街並み

古河市は、​かつて城下町として栄えた歴史を持つ街​です。

市内には多くの史跡が点在し、​歴史博物館や文学館を巡ることで、この土地が育んできた文化の奥深さに触れることができます​。

また、​落ち着いた街並みをゆっくりと散策するだけでも、心が和むひとときとなるでしょう​。

茨城県古河市 杉並通り

画像引用:こがナビ

温かい人々とコミュニティ

古河市では、​「こがくらす」というブランド戦略​を掲げ、市民一人ひとりが感じる古河の魅力を​共有・発信する取り組み​を行っています。

ワークショップなどを通じて、移住者も地域住民と自然に交流を深めることができる​ため、初めての土地でも安心してなじむことができます。

実際に移住された方々からは、「​ご近所さんが親切で人情味がある​」「​アットホームな雰囲気で落ち着いて暮らせる​」といった声が多く聞かれ、​人と人との温かいつながり​が、古河市の大きな魅力の一つとなっています。

よくある質問

Q. どのような人々に移住してきてほしいですか?

古河市の歴史や自然に魅力を感じてくださるすべての方を歓迎いたしますが、強いて言えば、子育て世代の方々に移住していただきたいと考えています。

若い世代の方々が移り住み、お子様を育てることで、地域の活気につながり、少子化対策や地域経済の活性化にも繋がることを期待しています。


Q. 移住の相談はどこでできますか?

古河市役所のシティプロモーション課が移住に関する相談窓口となっています。

まずは市の公式ホームページをご覧いただくか、お電話でお気軽にお問い合わせください。

また、市では移住イベントなどにも積極的に参加し、直接お話しできる機会も設けています。

まとめ

茨城県古河市は、​移住支援金や住宅取得奨励金、手厚い医療費助成など、移住者の経済的な不安を和らげる制度が充実​しています。

中でも、​子育て世代にとっては大きなメリット​があり、安心して新生活をスタートできる環境が整っています。

首都圏へのアクセスの良さと、暮らしやすさを兼ね備えた古河市で、新しい暮らしを始めてみませんか。

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